デンマークの糸メーカー、BC Garnの「Bio Balance」という、とっても肌触りの気持ちいい毛糸で、ショールを編んでみました。

パターンはRavelryで入手したLola Shawl。レース模様は縁だけなので、シンプルで使いやすそうなデザインです。

 

シンプルだけど、ちょっと変わっていたのがこちらのレース模様。裏段でも掛け目と2目一度をして、毎段模様編みをするのですが、裏から見ての模様編みはなかなか油断できず、眠い時間に編むとけっこう間違えました…

 

こちらのBio Balance、以前にもご紹介したのですが、オーガニックウール55%+オーガニックコットン45%の、とってもふわふわで軽い糸です。使った色は28番、光の加減によってラベンダーっぽくもグレーにも見える、微妙できれいな色です。

 

どのくらい軽いかというと、広げたショールの大きさはこのくらい↓なのに、50g×2玉使って、あまりが出るくらいで編めました。

 

余った糸はこのくらい。測ってみたら12g。ということは、ショールに使ったのは

たったの88g!

…と思いきや、ショールを測るとぴったり100g。

あれれ?どういうこと?と不思議に思い、新しいカセを測ってみたら、

どうやら1カセ50gと書いてあるけれど実際は56〜58gほどあるようです。

(という、なかなかお得な糸です。)←その後調べたら、カセによってばらつきがあるようで、必ず全部が多いという訳ではなさそうです。多いカセが届いたら運が良かったということで。怪しい情報を、すみませんでした。

 

Bio Balanceの手触りは、綿花のようにふわふわで、さらっとしてもいて、ウール×コットンだと聞かないと何でできているのか分からないような、不思議な感触。チクチク感が全然無いので、素肌に触れるものにも良さそうです。

8月に編み始めたのですが、真夏にウールを編むストレスを感じず、編みながらときどき首に巻いてみても気持ち悪くないという糸でした。

なぜオーガニック素材だと気持ち良いのかというと…正直なところ私にもわかりません。ただ、世にたくさんのオーガニック素材が溢れていて品質もまちまちであろう中で、BC Garn社は、高品質な素材作りにとても力を入れて取り組んでいます。

オーガニック製品の世界基準であるGOTS (Global Organic Textile Standard)を満たすには、原材料はもちろん染色過程、紡績、ラベルの印刷まで全ての項目での審査があり、例えば原材料のウールからして、羊の餌となる牧草に農薬や化学肥料を使ってはならず、羊に抗生物質を投与してはならず、充分に広い場所で健康的に育てられなければならないそうです。

 

(ということは、世の中のほとんどのウールは、そうではない環境で育っている羊からもらっている物、ということなのでしょうね…)

 

それだけ、羊の飼育法から気を使うほど、全行程に手間ひまをかけて生産する糸が、いい加減な物であるはずがなく、細部への配慮の積み重ねが最終的に大きな違いになるのだと思います。

 

…というわけで、最後の最後に、これまで糸の生産に関わった人達の努力(と羊の協力)が台無しにならないように、大事に編ませていただきました!(^ ^)