感情が激しい荒波のように

岩にぶつかっては飛沫をあげる。

 

 

穏やかに過ごせたかと思うと

なぜかツインさんから離れようとする

自分がそこにいた。

 

 

いよいよ息もできないくらい

波の呼吸が荒くなったとき

その理由がようやくわかった。

 

 

今までいろんなものを手放してきたけど

 

最後はツイン概念そのものを

手放さなきゃいけないってことに

うすうす気づいてたんだ、私。

 

 

そうしないと

私はいつまでも一人で強くなれないってことも。

こびりついた依存心がある限り、前に進めないってこともね。

 

 

答えが見えたなら

もう逃げるわけにはいかなくなった。

 

だけどやっぱり怖いから

想像だけしてみたんだ。

ツイン概念から解放される自分を。

 

 

そしたらね

全身がふっと軽くなった。

 

ああ、もうツインさんに

囚われなくていいんだ。

 

私は自由に生きる道を選んで

いいんだって。

 

ようやく

一人で生きていく勇気が奥底から沸いた。

いや、生きなくちゃ

子供たちを育てなくちゃって前よりも

現実的に思ったんだ。

 

 

想像だったけど

そのままツインさんを手放すことにした。

ツイン概念とはもうサヨナラだ。

心の足かせが外れたみたいに

清々しい気分になった。

 

 

 

その夜

布団の中で、涙が止まらなくなった。

 

 

ツインさんとの未来がなくなったこともそう。

ある意味、失恋みたいなもんだから。

 

それより

とにかく今の自分の状況が

ひどいもんだなって

改めて実感したんだ。

 

 

後悔はひとつもないよ

私の心は自由になれたから。

 

正直、ずっと望んでいたことでもあったんだ。

旦那さんといることにずっと違和感があったから。

 

だから

ツインさんのおかげで

ここまで来れたのは確か。

だけどツインさんはいない。

 

結構ボロボロな状況だ。

 

でも自分で受け止めるしかない。

受け止めないと

次に進めない。

 

変な人生で、人より荒波ばっかりだけど

もうしょうがない。

 

受け止めよう、強くなろう。

辛くなったら誰かに甘えよう。

すべて自由なんだから。

 

これ以上のボロボロはない。

自分で立ち上がっていくしかない。

 

 

 

 

泣くだけ泣いた後だった。

 

ふわふわと

ツインさんの顔が思い浮かんだ。

 

 

え?

 

ダメでしょ、私。

思い出してる場合ではないのよ。

手放したのよ。

 

 

あれ、でもさ

ツイン概念、もうやめたんなら

妄想も自由だよね。

 

 

なんて

あっという間にふわふわの私が

舞い戻ってきたんだ。笑

 

 

目をパンパンに腫らしながら

私はツインさんと

おしゃべりする場面を妄想する。

ニヤけながらいつしか眠りについていた。

 

 

 

 

翌朝、目が覚めたとき

 

信じる気持ちだけが残っていた。

 

 

あれ、まだ執着してんのかな。

 

……いや、違う。

 

ただシンプルに

ただただシンプルに

信じてるんだよ。

 

 

だって

今までのすべての出来事と

ツインさんの存在が

ただそこに事実として残ってるんだから。

 

 

 

分かったんだ。

私に足りなかったもの。

 

 

 

 

どんな道を選んでも

幸せは用意されているし

あらゆるサポートがある。

 

自分の思った通りに

感じた通りに生きることがベストで

 

今回は

ツインソウルといる方が楽しいから

ツインソウル選びます!

でもいいんだけど

 

 

 

ツインレイの道を選ぶなら

覚悟が必要なんだ。

 

ツイン概念を手放して

それでもツインレイを信じるなら

その道を選ぶなら……

 

 

覚悟がないから

中途半端な手放し方しかできない。

一人で生きる勇気がなくて

なかなか前に進めないんだ。

 

 

私に足りなかったのは

ツインレイの道を進む覚悟だ。

 

 

 

 

 

それに気づいた途端だった。

私のなかに覚悟という芽が

飛び出した。

 

依存心の強い私に

ようやく生えた芽だった。

 

 

 

人は、信じることが苦手な生き物だ。

 

だけど信じるしかない道が

ツインレイの道。

 

その道を進む覚悟が

私には必要だったんだ。

 

 

 

 

不思議とね

ツインさんがどしっと

かまえてる感じがするの。

 

多分、20年間

私が私を好きになりまくった分

ツインさんはめっちゃ私のこと

好きなんだと思う。

それはずっと感じていた。

 

もし、なんの障害もなければ

ここへすっ飛んでくると思う。

 

だけど障害があるから

強くなるんだよね。

お互いに。

 

 

私が先へ進まないと

ツインさんの覚醒も進まないなら

行き先は一つしかない。

 

ツインさんは私。

私は私のために前へ進むよ。

 

 

 

ここから先の道は

自分に専念。

ツインさんは二の次だ。

 

 

私が私のために

一人で生きる自信をつけるよ。

 

 

 

 

 

ツインレイに気づいてから

まだ一年も経ってない。

 

何だかんだで展開が早いのは

今までの20年が

ぎゅっと詰まってるからだろう。

 

 

すべてを信じて進むよ。

もう何も考えずに前進だ!