飲食店で料理が遅れてもお客様からクレームをいきなりもらわない方法
こんにちは。
接客カウンセラー奥 武志です。
もうすぐゴールデンウィークなので、こんなお話を^^
繁忙期になると混みあって料理がなかなか出てこない!ということがよく起こりますね。
料理を食べに(飲み物を飲みに)来たにも関わらずなかなか出てこないとき、お客さまがご立腹になることはいたって当然です。
ですが、一気に来店があり、混みあってしまった場合、物理的にどうしてもキッチンが回らなくなります。
では、こんなときは諦めるしかないのか?
いやいや、そうはいかない!一生懸命やらなきゃね!と気合いを入れてみるものの、お客様からの冷たい視線は否応なく突き刺さります(笑)
こんなときはまず、早く出そう!と焦る前に、やるべきことがあります。
それは、
お客様がイヤなキモチになっているのは、何が起きているのかがわからないからだ、ということを知っておくことです。
例えば、料理が出てこないとき、あなたも「料理があがるのが遅いからお客様が怒ってる」と思っていませんか?
でも実は、お客さまが一番腹をたてているのは「遅いから」の前に、「なんで出てこないのか?」がわからないからなんです。
・忘れられてるのか?
・後回しにされているのか?
・間違えて他のテーブルに出てしまったのか?
こんなことをいろいろ考えてるうちに、だんだんと腹がたってくるのですね。
なのに、必死にキッチンへ走ったり、お客さまの冷たい視線から逃げてみたりしてませんか?(笑)^^;
ですから、まずやるべきことは、お客様のこの気持ちを理解して、
いま、頼んだものがどこまで調理されているのか?を伝えて謝罪することが大切なんですね^^
お客さまの「どうなってるの?」の疑問が沸点になる前に、まずは一声かけておくことでいきなりクレームになることはかなりのケースで避けられますよ。