カッサフォルテ犬猫コラム -154ページ目

癌は増えている?

先日、ワンちゃんやネコちゃんでも人間のように癌などになることがありますという記事を書きました。
こういった病気は昔に比べて増えているというデータがあります。
その一番の要因は昔に比べて長生きする子が増えたということでしょう。
昔ならばそんな病気になる前に亡くなっていたのが、
長生きする子が増えたことによって診断される機会が増えたというのが一番の理由でしょう。
このあたりの事情は人間と同じですね。

知識や技術が進歩して診断できるようになったというのもあるでしょう。

ワンちゃんやネコちゃんの家の中での位置が昔とは変わったというのも大きいかもしれません。
昔は、動物だから寿命でしょうがないとそのままあきらめられていたものが、
大事な家族だから何とかしてあげたいというふうに意識が変わったのも関係しているのじゃないかと感じています。
これは本当に素晴らしいことだと思います。

人間とはちがう?

ずいぶん久しぶりになってしまいましたが、診察室でよくいただく質問にお答えしようコーナーです。

今回も質問とはちょっと違うのですが、「犬や猫もこんな病気になるんですねぇ」とよく言われます。
確かに私たち人間とは見た目はちがいますが、基本的な体の構造は変わりません。
食べたものを胃や腸で消化し、心臓が血液を送り出し、腎臓で尿が作られる。
これらの基本的な仕組みは人間でも動物でも変わらないのです。
ですから、一部の感染症を除き、人間がかかる病気はワンちゃんやネコちゃんもかかる可能性があると思っていただいてまちがいありません。

例えば、人間の三大死因の一つである悪性新生物、いわゆる癌です。
厳密には癌という用語がすべてに当てはまるわけではありませんが、ここではわかりやすく癌としておきます。
肺癌、乳癌、大腸癌、前立腺癌、これらはワンちゃんでもネコちゃんでもあります。
ワンちゃんで一番多いのが乳腺腫瘍で、避妊していない子の約半分にできると言われており、
その半分が悪性と言われています。
ネコちゃんで一番多いのがリンパ腫という血液の細胞の腫瘍です。

人間の生活習慣病として有名な糖尿病。これもワンちゃんでもネコちゃんでもあります。
肥満の子はなりやすいので要注意です。
肥満がよくないのは人間も動物も一緒です。
これから食欲の秋ですが、ご自分の体型のみならずワンちゃん、ネコちゃんの体型にも注意してあげてください。

防災の日

今日は防災の日です。
いざというときに一緒に安全に避難できるよう、ワンちゃん、ネコちゃんのためにも備えてあげてください。

人間だけでなく、ワンちゃん、ネコちゃん用にも飲料水と餌を確保してあげてください。
1週間分はあるといいでしょう。
ペットシーツなどもお忘れなく。いざというときには人間も使えます。
パニックを起こして走り出してしまうかもしれませんので、
首輪やリード、キャリーなどもすぐに出せるようにしておいてください。
普段からすぐつけられるように、すぐ入れられるように練習しておくといいと思います。
抱っこして逃げられない大きなワンちゃんなどにはお散歩用の靴を用意してあげてください。
下に落ちたガラス片などでケガをするかもしれませんので。

最寄りの避難所にワンちゃんやネコちゃんを連れて行ってもいいのかどうかを確認しておいてください。
ペットノ持ち込みは禁止というところもありますし、持ち込み可でも条件付きの場合もありますので。

備えあれば憂いなし、ですね。