流産を伝えられた後の事③ | 既にアラフォー! カナの迷走婚活日記その後

既にアラフォー! カナの迷走婚活日記その後

迷走婚活の末、40歳で結婚・ギリギリ出産したカナのブログです。いつの間にやらアラフォーとは言えないお年頃に…
東京の片隅で今日も頑張るワーママ・カナの日常や興味のある事について綴ります。

注)
今回のブログは、この後の事を書いたものです。 
流産についての記事になるため、私は読んでも大丈夫! という方だけ読んで下さるようにお願いします🙏
(※生々しい表現もありますので…)





どこに行くにも、多めの夜用ナプキンとジップロック、そして割り箸 ニヤニヤ汗  を持参するようになったカナ。
あと鎮痛剤ね。
(職場には保冷剤も)




ずっと生理2〜3日目くらいの出血・腹痛が続く。
 


これって…
こんなにずっと出血が続いたら貧血になるのでは⁉️キョロキョロ汗 って心配になり鉄分のサプリも飲み始める。
そしてこんなに長く出血が続く事とかないから、微妙にナプキンのあたる肌もかぶれてきたり…あせる




いつ出て来てくれるのかなぁ〜
出来ればキレイに自然に出て来てね〜


でもあまり痛くしないでね〜笑い泣き


頼むよ〜



と、自分の下腹部を撫でてみるニヤニヤ汗



不思議なもので、もう赤ちゃんにならないとわかってはいても、やはり何となく話しかけてしまう。

早く出て来てもらってこの妊娠とはサヨナラしないと先にも進めないけれど、色々辛いんだけど。
少しお名残惜しいような…
何とも複雑な心境。





そんな日々が続き…



出血が始まってから16日後に、その時はやって来た。


その日も少し重めの生理痛くらいの腹痛はあり、仕事中はややしんどいので鎮痛剤を内服。
そのお陰で、その後は腹痛はそこまでではなかったわね。
仕事中ではありましたが、もうそろそろ帰ろうかな〜というタイミングでした。


生理中、経血が多めに出た時のような感覚があり、流産グッズを持ってトイレへ急いだカナ。



トイレに座りつつ確認すると、ナプキンには大きめの血の塊が…


これは…


出たのかしら? びっくり
それともただ出血量が多かっただけ?
普通の生理中もこういう血の塊が出る事はあるけれど、今回は特に大きい…



そしてトイレの水槽も確認すると、そこにも同じような血の塊が…


もうね、ちょっと悩んだものの、教えられた通り、やりましたよ。
えぇ。




割り箸の出番ですね❗️滝汗



そして今さっき自分から出てきた二つの物を恐る恐る確認。


広げてみると、それはまるで血液でできたシートというか、膜のようでした。




これ、たぶん子宮内膜なんだわ…びっくり


なんだかすごく冷静にそう思ったカナ。
片面はそんなに血液の塊もついていなくて、膜状のしっかりした組織になっていました。



これは…
きれいにツルッと子宮から剥がれて出て来てくれたんじゃない⁉️



と、いう事は…?



改めてよくよく確認すると、血液の膜の中にしっかり根付いた、半透明の白っぽい塊を見つけました。




いた…びっくり

  



明らかに周囲の組織とは感じが違う。
サイズは思ったより小さくて、2cm位だったと思います。





赤ちゃんになり損ねた、小さなかたまり。

  



なんだか不思議な気持ちでしばらくそれを眺めてしまいました…



あ、ちなみにカナはグロいのとか結構平気なタイプです!
学生の頃の生物の解剖とかも平気でした!



そんなのじっくり見るなんて〜
って方もいるかも知れませんが、カナ的にはこの一連の事も、流産を自分の中で受け入れて消化するために必要な事だったんですよねニヤニヤあせる





カナのところに来てくれてありがとうね✨




そう心の中で御礼を言って、そっとナプキンに包んだのでした。






その後は…
涼しい顔をして一旦は仕事に戻りましたよニヤニヤ汗
まさか鞄の中にそんなのを潜ませているなんて、周りは思わないよね〜。






そして翌日。
朝いつもの通り基礎体温を測ると、ずっと37度くらいあった体温がガクッと下がっていました。



なんて身体はちゃんと反応するのかしら〜びっくり



と、ビックリと言うか、感心したというか。
人の身体って、本当によく出来ていますね!
やはり昨日のでちゃんと自然に全て排出されたみたい。



その後受診して、出てきた組織を病理検査に提出。
エコーでも子宮の中はきれいになっていました。
もちろん追加の処置も無し。



振り返るとやっぱり自然排出されるまでの期間は長かったし、不安は常にあるし、けっこうメンタル的に辛い人は辛いかも。
仕事しながらこれに備えなきゃいけないのも大変よね。


でも、カナとしてはこれで良かったかな。
何となく、その時が来たら身体がちゃんと自然に出してくれるような気がしていたし、外科的な処置は怖かったしニヤニヤ汗
時間をかける事で、気持ち的にも流産を受け入れられる事が出来たから。


  



妊娠発覚からは1か月ちょっと経っていました。



病院を出た時にはようやく終わったというか乗り越えたというか…

とりあえずホッとしました。





こうしてカナの初めての妊娠は終わりを迎えたのでした。