鮮やかすぎる復活劇 | A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

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フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

結局ジャパンオープンは行きませんでした。

えぇ、メチャ後悔してますよ。
コンペは現地で観てなんぼのもんです。
あのライブ感の中で鳥肌立ってなんぼのもんです。

それでも、今年のあたしは我慢できるんだ。
「行ったつもり貯金」で今日5万円の節約。
JOとカーニバルと飲み代、締めてこんなもんでしょう。
これをクリスマスオンアイスに全てぶっこむのです。
(今日を諦めて泣いた皆さん、同じよね??亜友未

午後はPCに張り付いてスポナビの速報と、ツイッター情報だけで感涙でしたよ。
真央ちゃんの鮮やかな復活劇。

こんな選手いませんよね。
特大真央


演技は緊張の色が見えて
ジャンプはとても慎重に跳んでいるように思いました。

トリプルアクセルはここのところ鬼のように練習映像で見たやつの方が
綺麗に跳べていたと思います。
着地で踏ん張りぐらつきましたが、それでも高く迫力のあるジャンプでした。

予想通り、ソチと全く同じジャンプ構成。
2A+3Tからが後半だったと思うけど、今回はここまでが前半なのね。
3Fからのコンボ2つで、後ろのジャンプが予定通りではなかったですが
大きなミスでもありません。
得点源のジャンプが予定通りでないのにこの高得点141.70

ここに物凄い真央ちゃんの進化が見てとれるのです。

「前回の世界選手権レベルまで戻す」のを目標としていましたが
既にそのレベルは超えています。

JOジャッジスコア
http://www.jsfresults.com/InterNational/2015-2016/jo/data0205.pdf

2014年世界選手権ジャッジスコア
http://www.isuresults.com/results/wc2014/wc2014_Ladies_FS_Scores.pdf


世界選手権では、トリプルアクセルの他全ジャンプの内4つで回転不足を取られ
ルッツはeが付いています。
(正直この頃、浅田には回転不足があってデフォルト、みたいな
 厳しすぎる雰囲気は感じています・・)

今回は、アクセルに加点1.0
回転不足なし
ルッツはeではなく!まで改善されているのですよo(;△;)o
(今季からeが付くのは命取りなんです、減点されちゃう)

彼女は「技術を戻した」のではなく、更に進化して戻ってきたのです。

なんてやつだい、おめぇってやつは・・・
ほんと腰抜かす話なのよっこれは

テレ東の「社運かけちゃってます」位の勢いで煽られる中
マスコミも復活への期待と(ダメなら引退も)的な意地悪な記事もある中
どれほどのプレッシャーを抱えていたことか。

それを乗り越えての、あの見事なパフォーマンス。

まだシーズン始まったばかりで、演技構成点は少し厳しめ。
これが70点を超えられるのは、正直、真央、ヨナ、カロリーナ位しかいないので
ここで今後点数積んで、若手をぶっちぎってほしいと思う。
強く思う!

このマダムバタフライは
25歳の真央ちゃんだからこそ表現できる良プロだと思います。
もっともっと滑りこんで、ノクターン位の表情が出てくれば更に良くなると思います。




さとこちゃんも素晴らしかった。
一時、あたしはあっこちゃんの演技なら何を観ても感動して泣ける時期があったのですが
今は、さっとんがそう(笑)
彼女の安定した演技は、ハラハラがなくて
安心してその作品の世界を堪能できるの。
技術点は真央ちゃんとほぼ互角です。
でも、その表現力と思いの込め方ももう一流になりつつある、と思います。


宮原知子 Satoko Miyahara - Japan Open 2015 FS 投稿者 japanskate





実は
この二人より感動したのが宇野昌磨。

彼のことは後日にします。