こんばんは、お久しぶりです
皆さんもこの時期は、くっそ忙しいですよね、きっと。
で、自分も忙しいのに他人の忙しい話なんてきっとうんざりですもんね。
で、割愛。
なんとか人間らしい生活一時取り戻しつつ、NHK杯をシャーっと観ました。
ダイスの素晴らしい演技に録画なのに涙が溢れまして・・・。
人生最高の演技だぞ~~~~~~
ついにこんな演技が出来る選手になったか、と、もう感無量。
ショートの後の「カマガッツ」には、うふっとなりました。
フリーでラストジャンプのサルコーを降りた後も、思わずカマガッツ(笑)
でも演技が凄すぎて、このあたりで完全に顎が落ちた。
シークエンスの後はさすがに疲れてたけど、フィニッシュして思わず顔を覆ったときは
こちらも感動して・・・
そして表彰式で日の丸が上がっていくのを見ながら涙を流す姿に、またもらい泣き。
この後の写真撮影時、無良くんが、涙をふくダイスの背中をそっと叩き、
ヴォロノフくんがダイスの肩をポンと叩くのですよ。
無良くんはいつの間にか表彰慣れしたような貫禄が生まれてる。
そして、もちろんヴォロノフも既に今季は表彰台に乗りファイナル確定。
モロゾフのところにダイスと共にいたことありますし、お兄ちゃん的心境なのかい??
GPシリーズ初表彰台がいきなり優勝で、場慣れしていないダイスを二人が気遣ってる姿にも泣けました。
今季のショートは引退した大輔リスペクトで、ロクサーヌに変更してきました。
衣装も大ちゃんのロクサにちょっと似てて。
そして、フリーはラフマニノフピアノ協奏曲第2番。
第3楽章を主に使用しているから、大ちゃんとかぶっている印象はないけど、原曲は同じ。
2005~2006年シーズンの髙橋大輔の使用曲とショート・フリーとも同じなんですね。
ダイスは、大ちゃん引退の際にこんな言葉を贈ってくれました。
「僕は大ちゃんみたいな最高にアーティスティックでカッコいい、ハートの優しいスケーターになりたいです。」
「次に会った時に、ダイス良く頑張ってるね!と言ってもらえるように一生懸命頑張ります。」
「大ちゃんのハッピーな毎日をお祈りします」
髙橋大輔の背中を見て育った後輩がまた一人、サナギから蝶になりました。
モロゾフ時代に一緒で、弟のように可愛がってもらったんですよね。
その後、名匠フランク・キャロルコーチについて、スケーティングも美しくなりました。
クワド他のジャンプは元々、あのコンパクトな体の中にバネを内蔵してるんじゃないのか、ってくらい
軽快なものがありました。
今回の妙な雰囲気漂う大会の中で
ひとりとても明るく、ムードを盛り上げ(もちろんファイナル進出のプレッシャーがないこともあるけど)
その素直な性格のまま、皆が好感を抱く演技を披露できたこと。
しかも、ジャンプ完璧で。
これは、ほんとに救いの神のような優勝だったと思いました。
2年前のNHK杯で、目の前で肩を脱臼し泣く泣く棄権していく姿を見ました。
一時は引退まで考えたそうですが、そんな時も大ちゃんの怪我からの復活が支えになったりしたのかな。
スケートや作品、演技に対する向き合い方や
周りの人や後輩に対する態度。
ひとりのスケーターとしての在り方
人としての振る舞い。
トップ選手はいつだって誰からだって見られてる。
そうして見つめられた眼からリスペクトされ目標とされるんですね。
大ちゃんの歩いた道なき道は
ちゃんと後輩を導いてるんだな、と思います。
髪型といい、滑りのちょっとしたポイントといい、大ちゃんに似とるし。
早速ユーロスポーツも「ダイスキ・ムラカミ」と言っとるし(笑)
全日本で、またその素晴らしい演技と笑顔が見られますように。
ダイス、ほんとにおめでとう!!!
そして、髙橋のいないNHK杯を初めて見終えて、寂しくてたまらんです・・・