相対評価なんて無意味なスケーターと不器用なファン | A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

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フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

最近のこちらの記事、たくさんの方がブログやツイッターで取り上げて

リツイートもたくさんされてましたね。


残念なウェブ。誹謗中傷がお金になる時代  こちら



■匿名と閲覧数による収入制度がある限り、本質は変わらない


この手の手口は、過去にもあった。わざと著名人を怒らせて話題になることで、サイトへ読者を誘導し、ウェブの広告収入を得るという手段だ。中にはこういう行為を得意とする人や企業も存在するほど確立した手段なので「炎上マーケティング」とも呼ばれている。

最近は、わざわざウェブサイトを構築しなくても、Naverまとめサイトのように手軽にPVを換金する仕組みが整ったので、この手法の敷居が下がっている。

残念なことに、真面目で硬い記事を書くよりも、刺激的なタイトルや、この種の誹謗中傷の方が話題になりやすく、PVを簡単に増やすことが出来るため、手軽に小遣いを稼ぐ手段になってしまっている。



「Naverまとめ」でピンとくるスケートファンはたくさんいると思います。

まぁ、なんの目的でこんなことに時間使ってるのやら・・・と思うけど

アクセス数稼ぎのほかにも、抑えきれない怨念とかがやっぱりあんのかしら??


かなり前から、〇〇アンチなんてたくさんあるけど、

人気者には人気に比例してアンチも増殖します。


私は、自分から積極的に傷つき不愉快になりに行くことはしないので

基本、2chとか見ません。

(非常に専門色の強い、目の肥えたトークがあることは知ってますが)


自分のブログも(もしかしたらそっちに持って行かれるかも・・・)と思ったこともありますよ。

たまに(いつも?(笑))しょっぱい事言っちゃうしさ(愛が溢れちゃうと)

皆さん良く見ていらっしゃるみたいだし・・。


真実を見抜く眼は必要なんだけど、書いてあることをまるっと信じる人もいて、

だからと言ってその人をいちいち責める訳にもいかない。

誹謗の渦中に飲み込まれないためにも、自衛は必要だと思う。


一人の事を「みんな」と表現したり、1を100のように言う煽りの手法はあっても

その、一人と1 を特定されて「はい、これが証拠です」と晒されると

反論の余地がない場合があります・・・。




で、


少しネットの世界に慣れて、少しスケートに詳しくなると

どうしても妄想に片足突っ込んで、ごひいき選手に起こる諸々の不運と悲劇を

誰かのせい、と帰結したくなっちゃう時ってありますよね。


だって、ものすごく好きで、案じてますもん。

傾向としては、きっとファンってそんなもんです。


同じカテゴリーにくくられる人が集まると

異論は異端で、発言がはばかられるし、はじかれる。

その考えに染まってしまう。


熱が冷めたとたん「A」だと思っていたことが「B」に見えることもあるかもしれない。


だから、たまには自分の身を引いて、自分の考えが「まとも」かどうかはチェックした方がいい。




ただね、


自分が仕入れた情報を見分ける審美眼のようなもの、これは経験値が必要なんですよね。

だから、その場から離れればいいってもんでもない。

経験に基づく推測力は、結構本質を見極めるに役立つから。

あとは、流されにくく冷静な自分の確立、と。



自分はネットの中は嘘だらけだと思ってますが

真実もネットの中にしかないと思っています。





ところで、


ソチでの結果は正直私、まだ残念で残念で仕方ない。


「集大成の演技」とか「すべてを受け入れたような笑顔」とか言われても

まだ、「あんっ??」とか思ってる自分がいる。


私には「跳べない」ことに対する達観と諦めがあの穏やかさを生み出したように見えたので・・・。

とても美しくて、

(跳べないことで闘争心がそぎ落とされて)あそこまで愛に満ちた表現になったのかも・・と

本気で思っています。


だから、ほんとに「ここで終わる気なの??」と

足の治癒を待ちながらも、早く聞きたくてしょうがない・・・。

「あんなもんじゃないじゃん、ほんとは」って言いたくてしょうがないよ。



でも、6位という結果に終わっても、やっぱり順位じゃないんだ、

という新たな価値基準を明確にしてくれたソチに感謝もしてます。


スポーツフィギュアスケート(敢えてこんな言い方)の世界で

持てるポテンシャルに優劣をつけるとしたら

パトリック、ゆづ、大ちゃん、ハビ

順番はこんなもんだと思うな。


でも、ジャンプのさらちゃんを見てても、

ポテンシャルじゃなく、その日その時に見せたもので決まるのが五輪です。

今までのメダリストは、その時に力を発揮しきったものが勝者だった。

(今回文句ないのはアイスダンスの優勝者くらいでしょう)


ここで特に真央ちゃんのフリーが大きな意味を持つ(大ちゃんも含めて)。

ほんとに順位じゃ計れない、ということ。



スケートの歴史の宝物として記憶されるだろうあれらの演技に

相対的な評価など、無意味だと知った。


唯一無二なんだから、比較対象は最初から無いんだと思う。



唯一無二の存在を応援するのなら

人間界のちまちました評価に踊らされることなく

心のままに応援したい。


熱烈に人柄丸ごと応援するから、なんとかして守りたいと躍起になってしまうけど

その存在だけをありがたがって

それに惹かれる自分の感性を大事にしたい。




なーんか、そんなこと思いました。