今季存在感抹消しているかのようでしたが、モロさん、グッジョブです。
やっぱりチームD1SKのモチベーション担当でした、お疲れさんです
「さあ、話そうか」。そして雷が落ちた。放送禁止用語も飛び出すような、激しい説教が約30分。
「何を言われたのか、覚えていないくらい言われた」と高橋。
ちょっと笑えました。
殆ど、「日曜の夕食時にお父さんから怒られてる図」なんだもん。
私も「放送禁止用語」使ってゲキ飛ばしたことはありますが、お父さんの「久々の一発」には敵わないです
から。
うーん、私だと「だいすけ!お尻ペンペンよっ!」で、出された尻を撫でて(愛でて?)
しまいそうだしなぁ。
アスリートとしては優し過ぎるし、これまで第一人者としてスケート界を引っ張ってきた重責や様々な気遣
いを想像すると、休ませてあげたいし優しい言葉をかけてあげたい気持ちにもなるんだけど・・。
それでも、最終的にあなたはどう生きたいの、というところだからねぇ。
「スケートにも、(試合で)勝とうとすることにも疲れていたと思う。オイオイって感じですけど……。
だから、今回こういう結果でよかったと思う」と高橋。
これじゃ、今の日本では勝てないわな。
オリンピックに出たい、という確固とした意志があるのなら、やらなければならないこと、鍛え直さなければ
いけない部分は人に聞くまでもなく最初から分かってるはずですよね、大ベテランだもの。
それでも、「モチベーションを上げる」という作業においては自分一人では難しいんだね・・。
靴の問題は、たぶんね、という思いがあったから理由が分かったとい意味ではホッとしているけど、
それは他の選手にも起こり得る話だしね。
フィギュアスケートってやはり特殊だなぁ、と思うのは女性指導者が男性スケーターを教える、という
スタイルが存在することです。
殆どの競技は、男性指導者が男性を教える、男性指導者が女性を教える、女性指導者が女性を
教えるパターン。
元々の運動能力も、指導の為の実施能力も、女性は男性に劣後するから男性に教えるのは難しいと
思います。スケーティング技術や表現手法を教えるのには男子も女子も無いのでしょうが・・・。
フィギュアスケートは最終的には自分との闘いだから、シーズン通して闘える状態をサポートするのは
歌子先生のような方がドンぴしゃなんだろうけど、
今回のように叱咤が必要な局面で、最強のゲキを投下するには男には男っ!なんでしょうかね~。
楽天ブックス・著者インタビューより
本来の僕は人と競争するガツガツした闘争心を持つのが苦手で、競技者としてはそれが弱みでもあります。
でもスケーターの前に人間・高橋としての心が無理をしない、強がらないあり方も大事にしたいと思うように
なりました。そこに至る葛藤なども書いています。
素の高橋とアスリート高橋のスイッチングこそ、モロさんの担当分野でしょう。
どんぞよろしくお願い致します。
つくづく思うのですが、私は大ちゃんが五輪に行きたくないなら、それはそれ、なんですよ。
競技人生というのは心身を削る生き方だろうから、本人が無理っ!と思ったなら仕方ないもん。
ショースケーターで輝いてるステファンやジェフを観ているとこれもありかもって思う。
実際、大ちゃんと同世代で今季のグランプリシリーズを戦えてるライバル達はいない。
でも、大ちゃんがアスリート人生の集大成として欲しいものがあるのなら、やるしかないよね。
辞めるのは、今すぐだってできるんだから。
今、根性出さなかったことを後から後悔してほしくない。
なんであの時ガチっと目標掲げて頑張れなかったんだろうって。
それだけだよ。
高橋大輔という人は自分を嫌いになると、やさぐれるでしょ。
もう、やさぐれたくないでしょ?
押しつけるつもりはないけど、自覚はないかもしれないけど、ものすごく尊い存在になってるんだよ~。
フィギュアスケート界にとっても、フギュアスケートが大好きな人々にとっても。
モロにケツ叩いてもらって頑張れよ~~