痛みもなくいつの間にか進んでいて、気づいた時には、なんだか歯ぐきがぷよぷよしたり、と違和感を感じ、そのままでいると歯が抜けてしまうこともあるんです。
悪影響はお口の中だけにとどまらず、全身の病気(糖尿病、認知症、骨粗鬆症、動脈硬化などなど)につながることもあるそう。
そんな歯周病に、実は成人の7割はかかっていて、しかも、放っておいて勝手に治ることはないそうです。あ〜怖い!
私も、気になる歯(というかその歯の周りの歯ぐき)が1本あるんです
その歯ぐき、ちょこっとピロピロッとしてる部分がずっとあって、でも、今まで痛いとか血が出るとかもなかったので、まさかそれが世に言う「歯周病」というものだとは、全く思ってなかったんですよね…。
それが「えっ!歯を失うことに繋がるの!?」と知って、青天の霹靂の大ショック!
もともと、子供の頃の矯正で歯をずいぶん抜いてしまってる私は、どど〜んとかなり落ち込んだり悩みました…。その後、気を取り直し、勇気を出して、はじめて「歯周病専門医」さんのいるクリニックに行ってみることにしました。
「歯医者のセカンドオピニオン」や治療については、いずれまた、ゆっくり書いてみようかな?と思いますが、とりあえず、歯科衛生士さんの歯みがき指導で、今まで知らなかった「歯間ブラシ」の使い方に衝撃を受けたので、記しておこうと思います♪
歯のクリーニングや歯みがき指導は、歯科衛生士さんでは心もとない、歯医者さんに直接してほしい、という方もいらっしゃるかもしれませんが、「歯科衛生士」は国家資格であり、衛生士さんはしっかりした、とっても頼れる存在。悩んでる時に、優しく今後の歯を、希望の未来へ導いてくれるまばゆい天使のような存在です
私が歯みがきする様子もじっくり見ていただいて、わりといい感じに磨けてますよ、ということで安心したんですが、教えていただいた歯間ブラシの使い方は、目からウロコでした。
↓こちらの動画がわかりやすいかな〜、と思います。
今まで私は、歯間ブラシは絶対毎日使う!というわけでもなかったり、使う時も、そろそろっツンツンッと、ちょっと歯間を表面的になぞったり、つっつくようにしていたような気がします。
実際には、こんなに、ズボボボーーッ!ズゴゴゴーッ!て、けっこう豪快に歯間の奥の奥まで出し入れするのがいいんですね!
もちろん、力を入れてグイグイッ!というわけではないですよ。
そして、上下に動かしてはダメで、あくまでも歯と歯と歯ぐきの根元の、三角ゾーンのところに入れて、前後にズボズボやるそうです。
そうすると、普通の歯ブラシでは取りきれなかった、歯と歯の間のプラーク(歯垢)がしっかり取れるんだそうですよ。
他にも、歯間ブラシや歯ブラシなどの使い方で気になったことを質問して、お答えをもらってきました。
※こちらは、歯医者さんや歯科衛生士さんにお話を聞き次第、今後も追加更新していきますね。
※私は、歯科衛生士さんに何度も直接見ていただいて、指導してもらっていますが、自己流で、合わないブラシでグイグイゴシゴシ強くやったり、角度を間違えて歯間に入れたりすると、よけい歯ぐきを傷めることになりますので、ご注意くださいね。
【歯間ブラシ、フロスについて】
歯間ブラシは、1日1回の寝る前の歯磨きの時だけでいい(でも、1日1回は必ず使うこと)。
歯間ブラシは、スカスカでなく、ぴったり(ちょっと入りづらいくらい)のサイズを使うのがいい。なので、自分の各歯間の状態に合わせて、サイズ違いが2本はあるといい。
ゴム製の歯間ブラシもいいけど、針金に毛がついているタイプの方がしっかり汚れはとれる。
上の前歯も臆せず、ぴったりサイズの歯間ブラシを通していい。前歯以外でも、ぴったりサイズが怖い場合は、極細サイズを通した後、各面にあてがうように、すき間の中を8の字を描くようにぐるぐる動かして使う。
歯間ブラシは、毎回しっかり水洗い。3週間くらいで新しいものに取り替えるとよい。
歯間ブラシを歯周ポケットに入れるのはよくない。歯周ポケットの清掃は、毛先の細い歯ブラシを使う。
フロスも毎日使っていい。フロスで銀歯がとれるとしたら、もともと、もう中のセメントが弱くなっているということ。
20代の若い方などで、歯間ブラシが歯ぐきに入らない方は、歯間ブラシを使わなくていい。無理に使うと、よけい、歯間が広がってしまうことがある。そういう方は、フロスの方が向いている。
年齢に関わらず、歯間ブラシがすき間に通るような方は、ぜひとも、歯間ブラシで、全ての通る歯の間をやった方がいい。
歯周病治療が終わっても、歯茎がひきしまったことで、かえってすき間のようになったりするので、歯間ブラシを使うこと。
歯間ブラシにも歯みがき粉をつけていい。
歯間ブラシはあくまで平行にズボズボやる。抜いた時にブラシが曲がってるのは、おかしい使い方をしているサイン。
【歯ブラシ、歯みがき粉、みがき方などについて】
電動歯ブラシと歯ブラシでの手みがきは、どちらもメリット・デメリットがあるので、どっちかが最高、というのはいえない。
電動歯ブラシで歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)を磨いてもいい。
歯磨き粉は、歯周病のことを謳っているものはたしかに一定の効果があるから使っていいけど、頼りすぎないこと。歯ブラシで物理的にちゃんと磨くのが、やっぱり歯垢を落とすには一番の効果がある。
ウォーターピック(ジェットウォッシャー)は使っていい。水の力で歯ぐきが下がることはない。
歯と歯の間も大切だけど、歯周ポケットをきれいにするのがすごく大事。鏡を見て、ちゃんと歯周ポケットのところに、45度の角度で歯ブラシを当てること。
歯周ポケットのところは、歯ブラシで力を入れずに、一歯につき(一歯ずつ)10回くらいこまかく、左右に往復させる。
やっぱり、バーッと、横にシャカシャカ高速で、雑に磨くのではなく、一歯ずつ、丁寧に角度を変えながら磨く。
食べてすぐ歯を磨くのは良くない、という説もあるけど、私が行っている歯科では、食べたらすぐ磨いた方がいいとのこと。
歯ブラシは、1ヶ月に1回変える(先が開いて効果がなくなるから)。
歯周病でぷよぷよしているところを磨くのは怖い気がするけど、そこにこそ菌がたまっているので、実はしっかり磨かないといけない。
研磨剤入り歯みがき粉は、コーヒー紅茶などを飲んだ時や、食後におすすめ。少し歯が削れるけど、唾液の成分で再石灰化されて戻る。電動歯ブラシにつけて磨いてもいい(食後の歯磨きも終わって、さらに時間が経ってなんとなく磨きたい、などの時は、ジェルなどの研磨剤の入っていない歯磨き粉の方がいい)。
研磨剤入り歯みがき粉で歯と歯ぐきの境目を磨いてもいい。
あ〜。歯間ブラシちゃんのズボズボ効果で、私の歯ぐき、よくなっていかないかなぁ。
上にも書きましたが、歯ぐきって劇的に回復するようなものではないらしいんだけど、せめて、悪化をストップさせたい!
これ以上、歯をうしないたくないよぅうぅ〜
これから毎日、しぬまで、毎日ズボズボッがんばるぞ〜!
↓お近くの歯周病専門医、認定医について調べたい方はこちらから探せますよ〜
歯周病で真剣に悩んでいる方、本格的な治療を考えている方は、一度、専門医・認定医さんのドアを叩いてみるといいと思いますよ。
↓歯医者さんがおすすめしてくださった歯間ブラシは「ライオン DENT.EX」でした
ハンドルと角度が使い勝手いいですよ♪
↓私のおすすめのオーラルケア商品です
歯医者さんもおすすめしてました。グルコン酸クロルヘキシジンが口腔内に留まり、長時間の殺菌効果を発揮!寝る前に、これでうがいするのがいいですね♪
塩酸クロルヘキシジン(殺菌効果)とβ―グリチルレチン酸(消炎効果)配合!
発泡剤と研磨剤が含まれないので、電動歯ブラシでも使えますよ。
高濃度フッ素(1450ppm)、消炎剤のβ―グリチルレチン酸とアラントインを配合!
血行促進のビタミンE、殺菌効果の塩化セチルピリジニウムも入っています。
お茶の香りがさわやかです♪