KOBE 11 ELITE 着用レビュー | Sneaker is my soul

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マイコレ紹介437回目です。

英雄を駆る。


NIKE KOBE XI ELITE "Achilles Heel"

着用レビュー、あがりました。

『エリートの季節』、今シーズンはかなり早く来ました。

第一弾カラーからELITE仕様で登場したKOBE11、もはや期待しか湧かない一足。

だってコービーが最後に履くシリーズ第11弾ですよ、いいモデルに決まってますよね?!


…という思いに背中を押されかなり久しぶりに、六日間で四回のバスケというオッサンには酷でしかないスケジュール(冷汗) を完遂し、評価が定まりましたのでレビューします。

では、いつもの私的レビューを。

1から7までの項目は10点満点。

重要と思われるグリップの項目は15点満点、また通気性と履き心地は二つで一項目として15点満点とし、トータル100点で採点します。


1.フィット感 【9】

2.ホールド感 【8

3.クッション 【9】

4.ジャンプ 【8】

5.軽さ 【9】

6.走りやすさ 【9】

7.動きやすさ 【8】

8.グリップ 【13】

9.通気性・履き心地 【14】


トータル……87点

んん!?

一言で表現すれば、『バランスが良い≒突出したアドバンテージがない』 モデルだと思います。

私の個人的嗜好とはいえ、各項目にこれほどまでバラつきが出てこないバッシュは久しぶりかもしれません。

では各項目を見ていくと。

●フィット感

前足部の内部の低さが気になった前作10のELITEと比較すると、かなり余裕があります。

ライニングやシュータンの足当たりも良好で、足型自体もかなり合いました。

ただ、爪先付近の内部は余裕がある割に、アッパー全体のレイアウトが前作よりもほんの少し低くなって感じます。

甲高な私としては、もう少し高い方がいいなと。

9点です。

●ホールド感

甲高な私に少しだけ合わずシューレースをきっちり締め切れないことと、ヒールとアンクルの収まりが今一歩足らないなと。

ヒールのブレを押さえつける力はもう少し欲しかった。

アッパーについては着用回数を重ねるにしたがってしっかり馴染んでくれて、そのアッパーの作りが足をホールドする助けとなっています。

ただ贅沢を言えば、アッパーはもう少し固い方が嬉しかったです(笑

でも平均以上。

8点。

●クッション

前作10とは感触が変わりました、さほどふんわりはしていませんが、平均的な体格の方ならばプレーの衝撃を充分殺してくれるかと。

華奢な外観からすれば、クッショニング水準は高いです。

ただ、足裏やふくらはぎへの疲労の蓄積は前作や前々作に比べ早かったです。

私の体格でさえそうした状態になりましたので、特に体格の良い方からすれば、もう少しクッションが欲しいところかもしれません。

9点。

●ジャンプ

前方向に踏み切るランニングジャンプに関しては、力の伝達もスムーズで跳び上がりやすい。

おそらくは薄くかつ分割されたミッドソール前足部の構造が良い方に作用しています。

対して上方向へのスタンディングジャンプでは、ちょっと難しい面が。

ジャンプの際、グッと力を込めてから跳び上がるまでの間で、かかと付近の力が分散してしまうような感覚があります。

柔らかいアウトソールと、収まりが今一歩なヒール部のブレが影響しているものと思われます。

ゆえに連続ジャンプが必要となった場面では、二度目以降にかなり気合が入りました(汗

8点です。

●軽さ

前作10のELITEとほぼ同等の重量

バスケットボールという用途を考えれば、重量が全く気にならないレベルです。

アッパーのあのフィット感と強度を実現させる構造でこの軽さなら、充分でしょう。

9点です。

●走りやすさ

シューズ全体の屈曲性が高く、足裏からの力がコートへと伝わりやすい感覚があります。

対して、アウトソールの柔らかさ故か、コートを蹴ったことで跳ね返ってくる力については、ちょっと弱い。

前への推進力はかなり素直に出てくれますが、100%出し切れるとは言えないなと。

9点。

●動きやすさ

全体に余計な要素のないモデルゆえに、スムーズな足運びができますが。

ここに個人的な条件を加味すると、アッパーの低さに足が完全には合っていないことと、ヒールのブレにより、切り返す際に足を出したい方向に 「シューズが遅れて来る」 感覚があります。

それと、踏ん張って逆方向へ動こうとすると力が逃げる感覚も……アッパーとアウトソールの柔らかさが影響しているのかも。

少しのズレですが、例えば前々作の9と比べてしまうと物足りない部分ではあるので。

点数は二点引きます。

8点。

●グリップ

特に前足部はよく止まります。

これを履いてプレーした中では条件の悪い体育館もありましたが、前方のグリップは効いていました。

しかし、後足部のグリップはいまひとつ、というかワザとか? と思うぐらい結構滑り気味。

私はあまり後足のグリップを使わないので大きな減点にはなりませんが……全体のグリップを使い切るプレーをできる方だと、かなり気になるかもしれません。

13点です。

●通気性・履き心地

冬場ということはありますが、熱が籠もりにくい。

TPUを合わせたアッパー、通気性は高い模様です。

ライニングやシュータンの足当たりがよく、その他の面でも着用者に優しい設計ですね。

少しばかり甲の低さによるストレスが気になり、満点とはなりませんでしたが。

うん、ばっちりです。

14点。


以上、トータルで87点。

KOBEシリーズ最新作、さすがの完成度でした。

そう、実に良いモデルです。

しかしながら、コービー・ブライアント最後のシーズンに登場したモデルとなれば、もっととんでもないインパクトを期待していたのも確かです。

それこそ、過去最高のモデルがこのタイミングで登場するとか…!

でも、KOBEシリーズってそもそもの期待値が高すぎるので、普通の感覚ではめちゃくちゃ良いモデルでも「普通だな~」 とか感じてしまうところはありますよね(苦笑

そもそも個人的嗜好が顕著に表れ全体的に採点が辛めな私のレビューでは、87点は相当高い評価です。


それと楽しみにしたいのは、ミッドソールクッショニングのフルレングス・ズームエア、それとハイカットバージョン。

それらに仕様が変わった際に全体のバランスがどう変化するのか、楽しみでなりません。

そう、私にとって過去最高のモデルとなる可能性は、まだあるんです♪

KOBE11iDは早速オーダーしましたし、ハイカットバージョンの情報解禁も近いでしょうし、それらを首を長~くして待ちたく思います。

以上、コービー11エリート着用レビューでした。

ここで、間近に迫った以下二つの企画について、再告知を。



NBA偉大な70人


http://ameblo.jp/carter-15/entry-12113759194.html


NBA誕生70年となる今年、皆さんの投票でNBA史上偉大な70人を決定いただこう、という企画です。

詳細や投票については、上記リンクの記事にてお願いします。

投票締め切りは明日、13日までです!



バッシュとNBAを語る会

http://ameblo.jp/carter-15/entry-12110195777.html


期日:1月15日(金)

開催地:Ball Tongue(地下鉄東西線・木場駅下車4B出口・徒歩2分)

時間:19:30~

内容:バッシュとNBAをメインにしたフリートークetc.

特別企画:参加者へのプレゼント有り

この会は事前の参加表明等は必要ありません。

当日ご都合のよろしい方は、是非木場へお越しください。

その他詳細は、上記のリンクから告知記事をご覧ください。



それぞれ、皆さんにご参加いただけましたら幸いです。

ということで、本日はこれで。

また次回に~!