社交不安障害(SAD)。 | オレンジノート*不安障害といま

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不安障害と闘う元看護学生のきゃろっと。
あまり考えずに、ひっそりと、のんびりと。


どうも、きゃろっとです。

今日の天気はどうでしょうか。
やや曇り気味、というところ。

この天気みたいに
白黒はっきりつけずに曖昧に
生きていけたらいいんだろうなぁ。


前回のブログで診断が確定したと
綴ったと思いますのでそれについて。

結論から言いますと社交不安障害。
英語になおすとSADというようです。

昔は「対人恐怖症」と呼ばれたもの。

ちょ、ちょっと待ってくれ。
対人恐怖症だなんて急すぎるよ。
別に人と話すの怖くないんだけど!

これは医師から初めて聞いた時の
私の正直な気持ち。心の声ともいう。

まず整理したいのはSADの主な症状。

人前で電話をするのがこわい(不安)。
人前で文字を書くのがこわい(不安)。
人前でご飯を食べるのがこわい(不安)。
パーティーに参加するのがこわい(不安)。
他にもあるけどざっとこんなところ。

こうして並べられてみると
なぜかだいたい当てはまるんですよね。

人前でっていうのがきっと重要なんだろう。

てっきり対人恐怖症と聞いたら
人と「話す」ことが怖い状況なのだと思ったら
他人からの「視線」を受ける状況で
何かをすることへの不安を言うんでしょうね。

私はそういうふうに理解しました。

そして少し落ち着いて考えてみたときに
あることが私の脳裏によぎったんです。

看護師になりたいんです。
ずっとそれを目標にしてきました。
でもそれは看護師を目指すなら
致命的なんじゃないですか?

医師に言ったんです。

目指してもいいよ。
夢ならぜひ叶えてほしい。

えっ?いいの?

これはいわゆる精神病じゃない。
ずっと薬を飲んで頑張らなきゃいけない
そういった病気じゃない。

行動療法で和らげることができる。
うちのカウンセラーに会わせるから
定期的にうちにきなさい。

光がみえた。それが第一感。
それと、同時に陰りもみえた。

もし私がずっとこの障害を抱えていたとして
それが病気ではなかったと言うのならば、

大学時代は症状がひどくてどう工夫しても
通学と勉強がうまくいかなかった。
だから辞めてしまったのは仕方がなかった。

いろんな人を味方にしようとして傷つけたのも
最後の自己防衛で仕方がなかった。

と、病気のせいにして自分を守っていたものが
一気に崩れていくのがみえた。

病気じゃなかったんなら、
お前の努力次第でなんとかなったんだろ?
ってもう一人の自分に言われている気がして。

自分の自分による自分のための否定。
いまはそれにずっと悩まされてる。


今日も明日もきっと、悩まされる。

治療のなかで嫌な過去にも
きっと向き合うんだろうけど、
そこから教訓をしっかりくみ取って
2度と同じ間違いを犯さなかったら
少しは自分を許してやってもいいのかな。


今日も頑張ろっと。