DeNAに快勝して2連勝。序盤は押し出し、ゲッツー崩れ、ディレードスチールといった渋い攻撃で得点を重ねて、中盤は坂倉が完璧に捉えて右中間へ2点タイムリー2塁打を放ち点差を広げて、終盤は継投でしっかり守って逃げ切りました。牧のソロで先制されましたけど、火曜日の試合が大量得点での勝利だったので、1点取られたぐらいではそこまで焦りは感じませんでした。四球を絡めながら打線がつながりましたし、不振で少し心配だった坂倉にもいい当たりが出てきていますし、打線は徐々に上向いてきているのかなと思います。

 

先発したアドゥワは4回まで投げて、球数64、被安打7、失点1という結果でした。4回までで代打を送られましたけど、ストレート系の球でファウルが取れていましたし、フォークで空振り三振を取るなどそこまで悪いピッチングではなかったと思います。4回の裏にエラー絡みでノーアウト1塁2塁とチャンスになりアドゥワに打席が回ってきたので、ベンチが思い切って代打で二俣を出して送りバントを確実に決めにいった結果、早めの継投にシフトしたという感じでした。この積極策は見事に成功。二俣の送りバントはまたもエラーでノーアウト満塁となり、ゲッツー崩れとディレードスチールで2点を追加し、優位に試合を進めることができました。ベンチの采配がうまくハマった試合と言えます。

 

アドゥワの後は、塹江→益田→矢崎→島内→中﨑→栗林と継投して無失点。最後の栗林はちょっと余計でしたね。中﨑が9回をしっかり締めてくれればスッキリいったんですが、ヒットを2本打たれたことで安全をみて栗林にスイッチしました。セーブシチュエーションになったということもありましたし、木曜日は試合がないということもあって、惜しみなく継投していったというところでしょうか。借金生活なので、勝てる試合はしっかり勝っておくという意識がベンチにあったのかもしれません。

 

この試合、DeNAが四死球6の失策3に対して、カープは四死球0失策0ということで、これが勝敗の明暗を分けたとも言えます。カープは開幕してからチームの失策数が3つと12球団で一番少ない状況です。長打が中々出ない分、しっかり守るというのがチームにとって生命線となっています。こういったところは継続していきたいですね。

 

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