女史です。
つれさんの職場でコロナワクチンの接種をしてもらえることになりました。
つれさんの勤務先まで1人で行くことになったんです。
自宅からは電車を一回乗り換えて計30分。
勤務先の最寄駅から徒歩15分。
詳しい地図も書いてもらって、目印になる建物にも印をつけてもらって。
つれさんと地図を見ながら前日にはシミュレーションもして。
いざとなったらタクシーも有りか?で日頃は2000円しか入れてないお財布に5000円追加。
それでも不安だったので時間にも余裕をもって自宅を出たんです。
自分の方向音痴を知っているので1時間半も前に、スイスイ行ける人なら45分の道のりを倍の余裕をもってね。
早めに着いたら近くでちょっとお茶でもしちゃう、みたいな感じで。
知らない駅、知らない町。
右手に地図、左手にスマホ。
なんせ地図が見れないんでね。
頭の上に掲げて地図と道が平行になるようにして確認、確認。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
…………徒歩15分のところを私、50分かかりましたよ。
なんで?って思うでしょ。
私もなんで?ですよ。
最寄駅 → 勤務先 → →隣の駅
徒歩15分
徒歩20分 ![]()
勤務先をいつの間にか通り越して隣の駅が遠くに見えた時の絶望感。
見てはいけないものを見た、そんな感じでしたよ。
「あの辺りで一番高い建物だからね、見落とすはずないよ」
と言ったつれさん・・・見落としたよ、あたい。
色々大変でしたが、どうにか接種してもらえました。
副反応は………足がダル重いです。
もちろん注射は肩にしてもらってますよ。
多分、イヤ、絶対にワクチンのせいではありません。
注射を打った後、筋肉痛のような痛みが肩に出ることがあるって聞きましたが、私の場合、ふくらはぎにきそうです。
二回目の接種はつれさん、休み希望を入れたそうです。
つれさんの職場の看護師さんから
「あんなに慌てた〇〇さん、初めて見たわ。
奥さんが好きで好きでしょうがないのねぇ」と笑われました。
やっとの思いで到着した私を見て第一声が
「女史ちゃん、もう会えないかと思った」でしたからねぇ。
そりゃ笑われますよね。

家のパグの笑顔すら卑屈になっちゃう。
「痛くない、女史ちゃん。痛くない?」
と何度も聞くつれさんにその時は恥ずかしくて何にも言えなかったけど今ならこう言うよ。
「痛いよ、心が。ヤバイよ、理性が。」