お○りの拭き方を… | 見上げた空に、独り言。

見上げた空に、独り言。

普段は誰にも話さないような『自分の想い』を自由気ままに書いちゃってます!!

「ねぇ、ちょっとちょっとすみませんけど!!」



ある女性利用者さんに呼び止められました。



私『どうかされましたか?』



利用者さん「困ったよぉ…困ったよぉ…どうしよう…どうしよう…」と、何やらかなり困り果てている様子でした。



私『何にお困りですか?』


利用者さん「あのねぇ…あのねぇ…」



ちょっと時間をおいて…



利用者さん「男性のおしりの拭き方を教えてほしいの…」



私『おしりの拭き方!?』


利用者さん「男性のおしりを拭いたことがないから分からないのよ…だから教えてもらえる?出来れば拭いているところを見せてくれますか?」



…と言われました(笑)

この利用者さんは最近、認知症と診断された方です。


さすがにここでおしりを出すわけにはいかないので、近くにあったボールをおしりに見立てて、ティッシュを使いレクチャーさせていただきました(笑)



利用者さん「良かったぁ~私、男の人のおしりを拭いた事が無いから、ちゃんと拭けるか心配だったのよ」



レクチャーしているときに気になったので…一応、聴いてみました。



私『ところで、どなたのおしりを拭かれるのですか?』



利用者さん「もちろん、あなたのおしりよ」



私『そうですかぁ~』




…って『あなた』!?!?


私『どうして私のおしりを拭いてくれるんですか?』


利用者さん「さっき、おトイレでとても親切にしていただいたから、何かお返しをしなきゃと思ってね」


どうやら、私と他の職員を勘違いされていたようでした(笑)


私『ありがとうございます。でも、おしりは拭いていただかなくてもいいですよぉ~そのお気持ちだけで十分嬉しいです♪♪』



利用者さん「すまないねぇ。あんなに優しくしてくれて、何にもお返しができなくて…拭かなくてもいいの?本当にありがとうねぇ」



という、出来事を帰りのミーティングで話しました(笑)



レクチャー場面を見ていた職員から、トミーさんボール使って何してるのかと思ったよと言われました(笑)


入浴介助や排泄介助など、とてもプライバシーに気を付けなければいけません。
日常の業務の中で、それが当たり前になってしまい、プライバシーが疎かになってしまうこともあります。
何気ない動作や言動で、利用者さんの自尊心を傷つけてしまうことがあるかもしれません。


スピードや技術ではなく、自尊心を大切にする介助を心がけることを再確認したミーティングでした♪

基本的なことではありますが、それを置き忘れて進んで行ってしまう人もいるのが現状です…。


私自身も知らないところで傷つけてしまっている部分があるかもしれません…。

初心を大切にしなきゃいけませんね!!