1992年(平成4年)の9月12日、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル(エンデバー)で宇宙に飛び立ったことから『宇宙の日』に制定されました

18年前…
真っ黒に日焼けした小学生の私は、テレビの前で、宇宙から中継される映像を食い入るように観ていました

いつか大人になれば誰でも宇宙に行けるようになるんじゃないかと思い、わくわくする気持ちで中継を観ていたことを思い出します(笑)
18年…あっという間のようだった気がします。。
ずっと先の事だと感じていた『大人の世界』に、今はドップリと浸かっています。
ピュアな自分は、たった18年の間にいなくなってしまいました(笑)

見上げた空は、あの頃とちっとも変わってないのにね。

↑こちらの窓は私の職場にある天窓です。
私は、ある利用者さんがいつもフロアの天井を見上げている事に気づきました。
私は『何を見ているのですか?』と、その利用者さんに聴きました。
「あの窓から空を観ているんだよ」とお応えになられました。
「私はここ(デイサービス)に、週に3日通っているけど、この場所から見上げるあの空が大好きなんだよ」
「雨の日も、晴れの日も。そして季節によっても全然違う空模様が観られるんだよ。」
「あの窓枠がまるで画枠のようになって、空の絵を観てるみたいなんだよ。」
なるほどなぁ…確かにそうだ。
天窓を見上げると、真っ青な空にぽっかりと浮かんだ雲があり、とても優しい絵画を観ているようでした。
「私は、この景色をいつまで見られるか分からないからね、この綺麗な景色を毎日観ているんだよ…」ぽつりと話されました。
『そんなこと言わないで、これからもずっとこの天窓を見上げに来て下さい』と私が言ってから5年。
今、その方はこの天窓を観られない遠い遠い所におられます。
忙しく業務をこなしていたあの頃、天窓の存在なんて全く気づきませんでした。
あの方が過ごされたデイサービスの一日、私が過ごした一日。
同じ場所にいても、全く違う場所を観ていました。
そして全く違う気持ちで生活されていました。
その事があってから、ようやく利用者さんにとってデイとはどんな場所なのか?に気づけたような気がしました。
美しい場所なんて、どこにでもあるんです。
テレビや雑誌に紹介されている場所だけが、美しいなんて限りません。
ただ、気づいていないだけなんです。
良いことだって、どこにでもあるような気がします。
それも気づいていないだけなのかもしれません。
今でもこの天窓を見上げにいくことがあります。
その度に、一日を流して過ごすことはしちゃいけないと思います。
利用者さんから、そう教えていただいたような気がします。