人に気持ちを伝える手段。
文字。
仕草。
食卓に並べられた料理。
花瓶に生けられた花。
絵。
言葉。
これらは人を『幸せ』にすることが出来る手段でもあり…
『傷つける』手段でもある。
これらは全て自分の『気持ち』を表す事が出来るもの。
私たちが何を選び、何を伝えるかで大きく『意味』が変わる。
相手が何を望んでいるのか?
今、どんな心境なのか?
私が初めて福祉の世界に触れた時、気付かされた事がある。
『する』のではなく、『させてもらう』ことを。
相手は物や機械では無い。
『する』という一方的な気持ちは、必ず相手との意思にすれ違いが生じてしまう。
相手の『気持ち』や『心』を考えなければ…
ただの『押しつけ』や『自己満足』になってしまう。
人の感情や気持ちは形の無いもの。
いつもと同じと思って接すると、いつもとは違う反応が返ってくる。
何が足りなかったか?
相手が今、どんな心情にあるか考えていなかった…。
自分がしたい事ではなく…
『させてもらう』気持ち。
そこから、初めて次のコミュニケーションが始まる。
人の心は『部屋』の様なものだと思う。
そして、人とのコミュニケーションは…
自分が相手の『部屋』を訪れる様なことだと思う。
どんなに親しい関係であっても…
いきなり部屋のドアを開けて入るわけにはいかない。
相手が何をしているのか?
今、出ていける状態なのか?
住人に鍵を開けてもらわなければならない。
ノックをしたり、チャイムを押さなければならない。
もし、住人が取りこみ中だとしたら…
それにあった自分の立ち振舞いが必要である。
もし相手が、上手く自己表現が出来ない人だとしても…
表情や声から、繊細な心情を感じなければならない。
いずれにせよ部屋のドアを『開ける』のでは無く『開けてもらう』ものだと思う。
ひょっとしたら部屋の住人が会いたい人は、自分以外の人かもしれない。
部屋の住人は、今すぐにでも出掛けられる状態にあるかもしれないし、
時間を必要としているのかもしれない。
決して、急かしてはならない。
急かされて部屋を出た人が、心地よく楽しめるだろうか?
相手が如何に心地よく『こころの部屋』から出てきてもらえるか…
今、私はそんなコミュニケーションを心がけている。
時には失敗もある…けれども以前より、少しずつ『心の距離感』を感じながらコミュニケーションが取れるようになったと思う。
よく『言葉遣い』について論じられる事がある。自分は『言葉遣い』云々よりも、まずは相手の気持ちを考え、応えているか?が重要だと思っている。
どんなに綺麗な言葉遣いをしていても、相手としては自分の気持ちを無視した事をされるのは、きっと不快に感じるだろう。
そして、相手を不快にさせない事を考えれば…自然と気持ちのこもった綺麗な言葉が出てくると思う。
敬語や尊敬語を使えれば全て、正しい言葉遣いだとは思わない。
今、使うべき言葉の選択が大切だと思う。
そして何より、言葉の持つ『温度』が最も大切だと思っている。
『今日は何の日?』のコーナーです♪♪♪
今日は『パンダの日』です。1869年の3月11日、フランス人の神父アーノルド・ダヴィトが中国の四川省ムーピンの民家で、パンダの毛皮を見せられたのが世界的発見となりました。
以上、『今日は何の日?』のコーナーでした♪♪♪