私の友人に、中学校の教員をしている人がいます。
先日、その友人と食事をした際に、こんな話題が出ました。
『いただきます』。
『ごちそうさま』。
の意味を知らない生徒がいると…。
その友人が、受け持った三年生の生徒と、新学期に初めての給食を食べた時に…
誰も『いただきます』と『ごちそうさま』を言わなかったそうなのです。
「みんなは二年生の時も『いただきます』や『ごちそうさま』って言わなかったの?」と生徒に聴いたそうなのです。
「そんな事、言わないよ先生(笑)。小学生じゃないんだから!!」と生徒から言われたそうなのです。
ちなみにその友人が前の年に受け持った一年生のクラスの生徒は、必ず『いただきます』と『ごちそうさま』を言ってから、給食を食べていたそうです。
その友人は生徒に…
「みんなは食事の時にどうして『いただきます』と『ごちそうさま』を言うと思う?」と聴いてみたそうです。
その応えは…
・小さい頃、親からそう言うように教えてもらった。
・食事の挨拶だから。
・みんなと一緒に食べ始めるために言う。
・小学校の給食の時の決まりだから。
・家族のルールだから。
と、言った応えが多かったそうなのです。
その時に友人は『いただきます』の本当の意味を知らない生徒がいるという現状を知ったそうです。
『いただきます』や『ごちそうさま』を食事の「合い言葉」の様に感じているのかもしれないと話していました。
そしてその友人は三年生の生徒に…
「『いただきます』や『ごちそうさま』は…」
「食材となってくれた動物や植物の命をいただく感謝の気持ち…」
「この食事を一生懸命に作ってくれた人への感謝の気持ち…」
「今日も食事が出来る幸せへの感謝気持ち…」
『いただきます』と『ごちそうさま』は…
『感謝』の意味を込めた言葉なのよ…と、生徒たちに話したそうです。
生徒たちは、初めてそんな事を聴いた様子だったそうです。
「確かに小さな子どもが、命や感謝を理解してもらうのは難しいから、決まりや言葉でも仕方がない。でも、中学生は別。」
「スーパーに陳列された、パックからは『命』や『感謝』は伝わらない…」
「だから今の時代に『食育』は絶対に必要なの!!」
「大人になる前に、『食べる』事の大切さや意味は知っておかなければいけないと思うの。」
『決まりごと』や『合い言葉』じゃいけない…。
…と、その友人は熱く語っていました(笑)
それを聴いた私たちも…
「○○ちゃんなんか金八先生みたいだよ!!」と(笑)
そんなことがあったので…
私は昼食時のご利用者さんの様子をみていましたら…
みなさんは『いただきます』や『ごちそうさま』と言う言葉が自然と出ていました。
ご利用者さんのみなさんからしてみれば、当たり前のことなのかもしれませんが…
当たり前のことが言えない子ども達がいるんですね(;^_^A
また私は野暮な質問をご利用者さんにしてみました(__;)
「いただきますってどんな意味があるのですか?」
ストレートに!!(笑)
するとご利用者さんは…
はぁ!?(@_@;)みたいになりました(笑)
でも、さすがご利用者さんは優しいです。応えていただきました☆
「感謝に決まってるでしょ。他に何があるの?(笑)」と(^-^)
戦時中や戦後の食糧難を体験された、ご利用者さんにとって…
『いただきます』と『ごちそうさま』は…
『感謝』の気持ち以外の意味なんてあるわけがありません。
そして人への感謝に対しても。
夫婦でご利用されているご利用者さんがいます。
まだ結婚したばかりの頃、奥様が作る料理はお世辞にも『美味しい』とは言えなかったそうです(笑)
でも、一生懸命に努力して作ってくれる姿を見て『どうもありがとう』という気持ちになったそうです。
それに対して奥様も、自分の作る料理が上手ではないことを感じていたそうなのです…。
それでも…
毎度毎度、食事の時には笑顔で『いただきます』『ごちそうさま』とご主人様が言ってくれたそうです。
とても「申し訳ない」気持ちと…
「ありがとう」という気持ちになったそうです☆
その御夫妻はいつも仲睦まじく過ごされております(笑)
『いただきます』と『ごちそうさま』。
実は夫婦円満の秘訣なのかもしれませんよ(笑)
『ありがとう』以外の感謝の言葉…。
『いただきます』。
『ごちそうさま』。
何だかとても素敵な言葉に思えてきました(*^_^*)
『今日は何の日?』のコーナー♪♪♪
今日は『歌舞伎の日』です。
時は江戸、出雲の阿国が江戸城内にて徳川家康公やその他諸大名の前で、初めて歌舞伎を披露したのが1607年の2月20日の事です。
以上、『今日は何の日?』のコーナーでした♪♪♪