戦争映画をみて、思い出した事があります。
小学生の頃、学校の宿題で、
「おじいちゃんおばあちゃんに戦争の体験を聞いてきましょう」
というものがありました。
その時、曽祖母から、
息子が戦争に行った時の話を聞かせてもらいました。
曽祖母の息子が軍艦で出撃するとなった時、
上司の方が、
「○月○日に出兵します。生きては帰ってこられないと思うので、最期に会いにきてください」
と曽祖母に連絡を下さったそうです。
曽祖母は、千葉県から山梨県まで汽車を乗り継ぎ乗り継ぎ、やっとの思いで会いに行きましたが、タッチの差で既に出航しており、息子に会えなかったそうです。
曽祖母は駅でわんわん泣いたそうです。
その後、息子が乗っていた軍艦は撃沈。
船員はほとんど亡くなってしまいました。
生き残った人達は、船の残骸にしがみつき、助けがくるまで漂流したそうです。
時間が経つに従って1人、また1人と力尽きていく。
そんな中息子は、もう一度お母さん(曽祖母)に会うまでは死ねない、と助けがくるまで持ち堪える事が出来たそうです。
帰って来た息子は、
「もし出航前にお母さんに会えていたら、諦めていたかもしれない」と。
そんな話を聞かせてもらったことを思い出しました。
戦争から80年が経ち、
実際に戦争を経験した人から直接お話を聞く事は、とても貴重な経験になっているかとおもいます。
小学生の私には正直あまり響かなかったけれど、
聞いた事を思い出して、
時差で受け取れている事に感謝です。
当たり前なんて一つもない。
今あるものに目を向けて、
感謝の気持ちで過ごしていきたいです。
美味しいご飯が食べられるだけで幸せだ![]()
銀座で美味しいお寿司をお安く頂けて大満足でした♪

