否定して、イジメて育てた米と、
ほめてほめて、肯定して育てた米、
成長度合いが違うらしい。
本当のお話。
米も、人間みたいだな…
米の理解力 恐るべし…
もしかして、収穫されたら食べられちゃうことも、わかってるのかな…
噛み砕かれて…胃酸に溶かされることも、覚悟してるのかな…
…って、そういうお話ではないんですね、今回は。笑
前回の続き↓↓
感情（心）は、植物の芽と同じです。
抑圧してしまうと、まっすぐ正常に育つことができません
心は、まっすぐ上に育つ場合も、曲がって横向きに育つ場合も、一刻一刻を記憶して成長します。
一刻一刻が、心に刻まれて、次の一刻を創るのです。
その一刻が刻まれ、さらに次の一刻を創る…。
私の心も、あなたの心も、産まれた瞬間から、“刻まれる繰り返し” で創られています
心は、体験した全てを “糧” にして、明日生きる方向を決めているのです。
この繰り返しの中で、
眠れない症状が出たら、睡眠薬を飲んだり、
“病んでいる”と感じたら、心療内科に行ったり、 しますね。
ですが、心に何かが発症してからの対応は、すべて対症療法になります。
対症療法で完治するのは、擦り傷などの可逆的前提においてのみだと、私は考えています。
心は、細胞のように新しく生まれ変わりません。 過去の蓄積が、今日の自分を創ります。
心は、不可逆です。
ベストなのは、幼少期に、芽が横向きに成長する前に、
感情の抑え方を教えるのではなく、
感情の正しい表し方を教えることです
あと、泣いている人への対応の仕方も、ですね
（対応に困惑しなければ、泣くことを受け入れる社会になれるのではないでしょうか）
さらに
すでに幼少期が終わっている、輝かしい大人の皆さま
「時すでに遅…」くはないんです
大丈夫です
感情の抑え方を身につけてきた今からでも、手遅れではないんです
このお話には、続きがあります↓↓
心理カウンセリングに仕える 私たちの役目は、
来談者さんが「気づき」を新たに体験して、芽の成長を補正するお手伝いをすることです
いわば、庭師ですかね。
盆栽を想像してみてください 「まっすぐ」 だけが、全てじゃないです。
奇抜な方向に枝が伸びた盆栽に、高値が付くことがあります
年季の入った苔と成長っぷりが、高く評価されます
来談者さんの心が体験した記憶（横向きに伸びた枝）を、完全に無かったことにすることはできません。
根っこからまっすぐに治すことはできません。
でも、
その記憶を持った来談者さんの魅力を認めて素敵な人生を見つけることは、十分できます
良い意味でも、心は不可逆です。
酸いも“苦い”も 経験しているからこそ、人間性に厚みが増すのです
自分をまるっと受け容れると、それはそれは 豊かな人間 になれるのです
泣きたい時は、ぜひ、泣いてください
泣きたい気持ちを受け容れて、今よりもっと生き生きと、自信に満ちた幹を育てましょう
酸いも苦いも吸収して、輝かしい“苔” にして魅せましょう
感情を表す習慣、 今からです
結論
泣くことは、身体の機能を正常にし、心身を健康にする。
泣く人は、感情に向き合う勇気がある人。
社会に則そうとすると、“個”は死んでしまいます
悲しいかな、日本は特に、“集団”を重んじる社会なので、“個”は二の次にされますね。。。
どんどん泣いて、自身で、個人の感情を受け容れていきましょう
感情を受け容れることは、自分自身を認め・受け容れることです
自己受容（自己肯定感）を高める第一歩です
個を認め生かしながら、集団としてまとめることができたら、無敵の社会になるでしょうね
今回は、「自己受容」にまつわるお話でした
「自己受容」の関連情報は、けあトーク オンライン心理相談ルームのウェブサイトにも載せています。
読むだけならタダです笑
ご参考までに、どうぞご自由にご覧ください
今回も、お読みくださりありがとうございました
また明日～
