The Cranberriesとイギリス旅行


2018年1月15日にアイルランドのロックバンド「The Cranberries(クランベリーズ)」の紅一点のヴォーカル「Dolores Mary Eileen O'Riordan Burton(ドロレス・オリオーダン)」さんの訃報が流れました。

クランベリーズは、映画「ユー・ガット・メール」の主題歌になった代表曲の「ドリームス」・ポップなアコースティック・ナンバー「リンガー」・政治色の濃いヘヴィなサウンドの「ゾンビ」など多彩な多くのヒット曲を出し、世界中で愛されたバンドのひとつではないかと思います。

去年の夏の終わりに、研修のイギリス旅行から戻った学生達と一緒に旅の想い出を振り返るためとして数曲のギターを弾くことになっていました。

世代の違う彼等の楽曲の嗜好が分からずも、イギリスを代表するミュージシャン・バンドとして思えば数え上げきれぬ程の名前が湧き上がる中で、課題曲として提示されたのはビートルズの曲でした。

指定された楽曲の練習は済ませていたのですが、諸々の理由から一緒に奏でることは叶わなかった中で、彼等から聞く旅の想い出と、たまたま読んでいた本がイギリスの最大の政治問題と言われている北アイルランド問題に関わる問題だったこともあり、表の顔というか、陽の光が当たる代表バンドしてのビートルズと同時に、裏の顔ともいうべきクランベリーズが北アイルランド問題を取り上げた反戦歌の「ゾンビ」を何十年かぶりにヘビーローテーションして聴いていました。

Zombieの意味


クランベリーズの「ゾンビ」は、世界中で大ヒットしたため一度は耳にされたこともあるのではないかと思います。

一番初めにこの曲を耳にした時、ホラー系が苦手なボクは、サビで繰り返される「ゾンビ・ゾンビ」のフレーズと独特な歌唱でもあるドロレスさんの歌い回しにチョッと苦手意識を持っていました。

そこから僅かな時間が経ち、ニュース報道で北アイルランド問題を取り上げられた際、クランベリーズの「ゾンビ」の楽曲に描かれた世界の意味を知ることになり、そこから何度繰り返してこの曲を聴いたか分からぬ程、何度も々も長い間聴き続けてきました。

1993年にイギリスのウォリントンで起きたIRAによる爆破事件を背景にしたこの曲では、事件が起きた当時のアイルランドやイギリスで起きた多くの痛ましい事件を通じ、多くの被害者が実際にいるにも関わらず政治的な問題も絡み、世の中全体がどうにもならぬ虚無や排他に包まれてしまう状況がありました。

被害者自身さえ社会全体の空気感のなかで、哀しみの現実に対しても、自分や自分の大切な人の問題ではないために当事者意識を忘れ、然して気に留めることも無く、問題そのものに無関心になってしまっているような、あり得ぬ感情を「頭に・心に・思考に・感情にゾンビを飼ってしまった如く」だと綴られた反戦歌が「ゾンビ」の楽曲になります。

それは、間違って慣れてしまっている哀しむべき日常に何も思わぬのでは、何も解決の行動を求めぬならおぞましい死者のゾンビと同じではないかと・・・

そんな意味合いなのだとして、ビデオクリップをご覧になって頂ければ、この曲のメッセージが伝わるのではないかとも思います。

Today's Ponyo Ways.




スプーンはスープの味がわからない。

学問だけの愚か者には賢さの味がわからない。




A spoon does not know the taste of soup,
nor a learned fool the taste of wisdom.



表と裏


そんな北アイルランドのウェールズ地方のことわざにこんな言葉がありました。

ドロレスさんの訃報が流れた直後、クランベリーズに関わる多くのニュースも同時に報道され、IRAによる爆破事件の被害者家族の方が、「ゾンビ」で歌われていた内容に触れ、正にその時に感じていた世界がここにあったと深い共感と弔いの涙を流されたことが綴られてもいました。

ギターを手にした時に覚えてしまったビートルズの曲を何気なく弾いてしまうのですが、一頻り弾き切ると、一対という訳では無いのですがYoutubeを流しながら一緒に「ゾンビ」を弾く自分がいます。

そして、日課のYoutubeサーフのなかで、多くの方々に歌い継がれているゾンビの楽曲ですが、一度だけしか叶わぬかも知れぬ奇跡のパフォーマンスにも感じる、Daria. 'Zombie'(The Voice Russia 2016.)のゾンビの歌声もクランベリーズのドロレスさんと同じ位にヘビーローテーションしています。

この世に表と裏があることなんて当たり前・・・それでも一歩でも幸せに向かい動かぬことをしないのならば、自分で自分自身のなかにゾンビを生むことになるのだと、絶対にそれにはなるまいと胸に思いながらまたこの曲を流し聴くのでした。

今夜は、イギリス旅行の記念プチライブをする予定だった彼等の卒業式で、謝恩会の後の二次会にお声掛けを頂き、夜には一緒に参加をしてきます。

彼等にイギリスと北アイルランドの問題のような世の中の物事の表と裏を伝え切れただろうか・・・微塵も出来ていないよなと思いつつ、卒業おめでとうと自分の反省を込め、過去ではなく明日を見つめて酔い痴れてきたいと思っています。

PS 良かったらお時間のある時にでも聴いてみてください。

The Cranberries - Zombie Click it !
Daria. 'Zombie'. The Voice Russia 2016










笑顔の行方を見つめて

all written by  Career wing  T.Yoshida@ponyo




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