再び戻った金のメダル


1996年7月のアトランタ・オリンピックの最終聖火ランナーとして、ボクシングの元世界ヘビー級王者モハメド・アリさんが、震える手を押さえながら聖火台に点火をした時、ボクは感動というよりも大きな衝撃を受けました。

最強のチャンピオンとしてのみ記憶にあったモハメド・アリさんの姿に何が起きているのか現実が良く分からず、後にパーキンソン氏病を患うなかで、病気を克服しようとする姿のみならず、アメリカ南部のアトランタの地で、これまでの人種差別を振り返り、人類の平等や平和を願うという大きな意昧を訴えられていた事を知り、衝撃は感動へと変わり、さらに真のチャンピオンであることを胸に刻むことになりました。

モハメド・アリさんのこのお名前は、生まれながらのものではなく改名であり、1960年ローマオリンピックで金メダルを獲得した時には「カシアス・クレイ」と名付けられていました。が、白人が付けた奴隷の名前=カシアス・クレイを捨て(ルーツはアフリカのザイール:現コンゴ民主共和国)、新たにモハメド・アリ「高貴な神」になると宣言をされました。

1960年ローマオリンピックにおいて18歳で金メダルを獲得して故郷のアメリカに帰国した際、待ち構えていたのは賞賛や尊敬ではなく、何も変わることのない人種差別で、友人と一緒にレストランに入り、店員に金メダルを見せて名乗っても、「ここは白人専用、黒人の来るところではない」と追い出され、その帰り道、アリさんは通りかかったオハイオ川に金メダルを投げ捨てたのだそうです。

ベトナム戦争への徴兵拒否によるチャンピオンペルトの剥奪、リングヘの復婦と敗北を経験し、それでも最後には32歳で王座奪還を果たしました。 その後、パーキンソン病を発病し1981年に61戦56勝5敗37KOという記録を残して引退をされました。

引退後も人種差別・平和活動に取り組まれ続け、先述のアトランタ・オリンピックでは、最終聖火ランナーを努めたアリさんに、IOCからローマオリンピックの金メダルのレプリカが手渡されました。

それは、アリさんが、人種差別のためにオハイオ川ヘ投げ捨てた栄光の金メダルが再び戻った瞬間でもありました。

Today's Ponyo Ways.



想像力のない奴に、翼は持てない。



The man who has no imagination has no wings.


Muhammad Ali



大きな翼を広げ、大空を舞う


モハメド・アリさんのお話しを知り、アリさんにもIOCにもプラチナのメダルを贈りたくなったのですが、やっぱり金のメダルが最善なのかも知れません・・・

平昌オリンピックがはじまりましたが、開催前から色々な出来事が溢れ、選手の活躍に期待する思いよりも辟易としてしまう想いに包まれたりもしていました。

そんなこんなではありますが、1996年7月以降、オリンピックのニュースに触れる都度、ボクはアリさんのことを想い出すのでした。

そして、不屈の精神とチャレンジスピリットで自らの道を切り開き続けたアリさんの言葉で一番好きな「想像力のない奴に、翼は持てない」の言葉を何度もなんども呟いてしまうのでした。

目に見えぬだけで、本来は誰の背中にも翼があるも、自分の力を信じ努力と共に歩まぬ人にはその翼を広げることは出来ず、空を舞うことは出来ないのかと思います。

夢という名でも・目標という名でも、明日への自分自身に向けた前向きな想像力を失った時、背中の翼を広げることは出来ないのだと思います。

選手たちの想いが結果に通じ、大きな翼を広げ、大空を舞う機会になるよう茅ヶ崎から応援を続けたいと思います。









笑顔の行方を見つめて

all written by  Career wing  T.Yoshida@ponyo




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