いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
学生たちの未来を一緒に考える キャリアピット の池辺 博です。
前回のブログで、文部科学省が示した「学習指導要領改訂の方向性」についてお伝えしました。
2020年からの学習指導要領の改訂に際して文部科学省は「アクティブ・ラーニングの視点で授業改善をする」として、3つの視点を提示しました。
①主体的な学び
「学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる『主体的な学び』が実現出来ているか。」
②対話的な学び
「子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深める 『対話的な学び』 が実現できているか。」
③深い学び
「習得・活用・探求という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた『見方・考え方』を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう『深い学び』が実現できているか。」
このように、アクティブ・ラーニングの視点で授業改善を行っていくことで、質の高い学びを実現させ、
『子供たちが学習内容と社会とのつながりについての理解を深めながら、知識・技能とともに、それを活用するための資質・能力を身に付け、生涯にわたって能動的に学び続けられる』
ようにすることが、新しい学習指導要領で求められているのです。
これは学校や先生に限らず、子育て中の方々全員に当てはまります。
家庭での問いかけやコミュニケーションが大きく影響していくのです。
お父さん、お母さん、家族の方々も子供達との接し方を変えて行く必要がありますよね?
どうやって進めていけば良いか?
どうやって調べていけば良いか?
どう考えていけば良いか?
どうしてそうなるのか?
どうしたいのか?
問いかけをしながら子供達が主体的に考えて動くように導く。
一緒に議論していく、考えていく。ファシリテーションしていく。
最終的には子供達が自らの意志で決めるように導く。
そして子供達に一歩踏み出してもらう。
我々自身も変わっていく必要があるのですね。
皆さんはどう考動に移して行きますか?!
キャリアピットでは1人でも多くの学生たちが、やりがいを持って、社会に貢献出来てワクワクする!そんな素敵な仕事と出会って進路を決めて、人生を歩んで欲しい!という思いを込めて、キャリア支援事業を行っています。
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※参考・引用文献: 協育のチカラ 若江眞紀著 東洋館出版社