今は完全にお休み中となっていますが、鉄道を乗って楽しむ、いわゆる「乗り鉄」を趣味にしていました
マニアというほどではありませんが、まだ乗ったことのない鉄道を乗ることを目的のひとつに、全国各地に遠征することが年に数回の恒例行事のようになっていました
廃線間近となった可部線に乗るために、広島まで遠征したのが最後となりましたが、もう20年前のことかと感慨深いものがあります
この頃はすでに、自分の行きたい所、乗りたい鉄道ということではなく、廃線が決まってしまったので、とにかく廃線になる前に乗っておかなければという状況でした
乗り鉄という趣味は、体が普通に元気であれば、いくつになっても相応に楽しめるので、まだまだ活動を再開できる機会があると思っているのですが、肝心の魅力ある路線が存続しているのかどうかが心配です
今月のデイサービスでの計測で、母の体重は、先月から0.4kg減の、45.4kgとなりました
相変わらず、増えて減っての繰り返しが続いていますが、なんとかギリギリ踏み止まっているような感じです
1年前からデイサービスの利用日を減らしたこと(週6日 → 週4日)により、体を動かす時間、行動量が減ったことが要因かとも思いますが、増加傾向に歯止めがかかってくれることを祈るばかりです
鉄道の廃線が決まると、鉄道に代わって沿線住民の足となるのが、路線バスとなるわけですが、近年はそのバス事業の撤退、縮小が相次いでいます
鉄道はお金の問題でしたが、バス事業は運転手の不足が問題となっているようで、バスだけではなく、いろいろな事業で今後しばらくは労働者不足、人出不足が大きな問題となってきそうです
事業によっては、機械化やAIの活用などで対応していくのでしょうが、どうしてもマンパワーが必要な事業については、バスのように事業の継続が困難になっていきそうです
とにかく、人口が減っている、労働人口は大きく減っている状況の中では、担い手がいないという問題はすぐに解決できる問題ではなさそうです
母の介護は、自分でできる限りは在宅で看て、無理な状況になったら施設入所という考えでいました
ただ、今のままの水準で介護保険制度が利用できることはなく、徐々に利用者の金銭的負担は増えていくだろうと自分なりの想定をして準備してきたつもりでした
しかし、このままでは「その時」に、そもそも条件に合う施設が存在しているのかどうかが問題となりそうです
以前から介護業界の担い手不足は問題になっていましたが、今後はさらに厳しい対応が求められてしまうかもしれません
利用したいと思った時に、利用したいサービスを提供してくれる会社がない…
そんな状況もあるかもしれないと、予定を考え直しておく必要がありそうです