鎌倉・東慶寺で仏像展-水月観音菩薩半跏像特別展示も | クレジットカードでキャッシング

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東慶寺(鎌倉市山ノ内)で現在、「2013年東慶寺仏像展」が開催されている。

常設展示1点、特別展示8点の計9点を展示する同展。重要文化財(重文)である聖観音菩薩(ぼさつ)立像(常設展示)に加え、通常は「水月堂」で特別拝観している神奈川県指定文化財の水月観音菩薩半跏像も特別展示している。

かつては春の「鎌倉まつり」で国宝館主催の鎌倉の仏像展に同寺の「水月観音坐像」が特別出陳されていた際、「楽しみにしていた方がいらっしゃり、鎌倉まつりの特別展が無くなってからも多くの問い合わせがあった」(同寺寺庭の井上米輝子さん)という。「しばらくして、この特別展を東慶寺の仏像だけで開きたいと思って始めたのがきっかけ。2008年春に始めたが、最初は本当に手作りの特別展という感じだった」と振り返る。

同寺は、1285年に北条時宗夫人の覚山志道尼が開創。封建時代、女性の側から離婚できなかった時代に、駆け込めば離縁できる女人救済の寺として、縁切りの寺法が廃止となる明治に至るまで600年にわたり、その寺法を引き継いできた。その後、禅寺として新たな歩みを始め、門下には多くの居士、哲学者、政財界人がいたといわれる。

「当寺には重文の聖観音菩薩のほか、香薬師如来像などさまざまな時代のさまざまなお姿の仏様がおられる。ぜひ心を休めていただければ」とも。

拝観時間は9時30分~15時。入館料は300円(入山料別途、大人200円・小中学生100円)。4月14日まで。

出典:湘南経済新聞