ビジネスにおいて、
「お客様を集め続けなければならない」という発想・・・
誰もが持っています。
確かに、間違いないと思うものの、
最終的には「経営者の価値観や世界観による」ところが
大きいような気もします。
あくまで数を追求する論理、
与えられた数の中で試行覚悟する論理、
高度成長時代は間違いなく前者でしたが、
最近の社会情勢を鑑みた場合、
後者の考え方もあるのではないでしょうか。
与えられた顧客(資産)の中で、
「顧客の困りごとを解決する」ための商品やサービスを提供し続け、
結果、それが社会貢献へつながるという考えです。
企業が顧客資産を最大限活用することによって、
提供する商品やサービスに対し、
必ず「一定数の熱烈ファン」が誕生します。
企業はその熱烈ファンとの信頼関係のもと、
長期に渡った交流(取引)を継続する中で、
「コミュニティが自然発生すること」があるのです。
コミュニティが創造されると、
「企業と顧客との関係」や「顧客同士の関係」において、
「強固なネットワーク」が出来上がります。
ここまで来ると、
他のコミュニティとも上手く連携することで、
さらに新しいコミュニティが誕生することもあるでしょう。
また、
コミュニティを通じ、
企業同士のコラボレーションへ発展するかも知れません。
こうなったら素敵ですよね。
