ハイブリッド自動車、燃料電池自動車などの報道記事について | カーボンマネジメント・アカデミー

カーボンマネジメント・アカデミー

養成講座のご案内やお知らせなど


テーマ:
11月16日付けの新聞で、トヨタ自動車が、
新しい小型ハイブリッド車「アクア」を、
12月2日に開幕する東京モーターショーで初公開するという
報道が載っていました。

燃費性能は、ガソリン1リットルあたり
約35キロメートル(燃費測定新基準)で、
「プリウス」の32.6キロメートルを上回り
世界最高水準となるそうです。
このハイブリッド自動車のことも、
「地域(准)カーボン・カウンセラー養成講座」では、
3冊目のテキスト「省エネ・CO2に関する技術講習」の中で
少し触れています。

11月7日にfacebookで取り上げた「スマートグリ
ッド」
と同じ項目の「燃料電池」の中で、
「燃料電池システムの例」の「移動体用」として、
ハイブリッド自動車(HEV)、
プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、
電気自動車(BEV)、
燃料電池自動車(FCV)
の4つの種類を比較しながら取り上げています。
この4つは、従来のガソリン車等と比べ、
CO2削減に貢献する自動車として期待される
“次世代自動車”です。

HEVは、
内燃機関と電気モーターの2種の動力源を持つことで
燃費を改善した自動車。
すなわち、ガソリンエンジンと電気モーターの
“ハイブリッド型”であり、
エネルギー供給はガソリンの給油のみで足りるため、
次世代自動車として期待されています。

HEVで最も注目されている技術はバッテリー。
高性能(大容量、軽量)化、低コスト化が
さらなる実用化の鍵を握っています。
PHEVは、
HEVよりも大容量のバッテリーを搭載し、
外部電源から電気エネルギーを充電することで、
モーターのみでの走行も可能にした自動車。
HEVとBEVの双方のメリットを兼ね備えています。

ただし、HEVもPHEVも、排ガスは出ます。
BEVは、
バッテリーに蓄えた電気エネルギーだけで走行する自動車。
排出ガスはゼロで、エネルギー効率も高く、
今後の普及が期待されています。
ただし、航続距離は160キロメートル、
エアコンなしでせいぜい200キロメートルが
限界とされています。
電気の充電スタンドが必要です。
課題は、動力となる電気エネルギーを蓄えるバッテリーの
性能の向上・開発です。
FCVは、
“究極の次世代クリーンエネルギー車”です。
水素を燃料として電力をつくり、
その電気によるモーターで走る自動車。
水素によってガソリンを積んでいるのと同じ感覚で走れます。
温暖化ガスを排出せず、騒音も少ない。
ただし、製造コストや耐久性の制約により、
一般への普及はしばらく時間を要します。
水素ガス(ボンベ)搭載で、水素ガス供給のスタンドが必要です。
課題は、車両コスト、インフラ配備状況です。

それでも、FCV、BEVは、排ガスゼロ。
CO2削減、エネルギーの多様性という点で、
最も期待されている次世代自動車なのです。


11月29日の報道記事より。

ドイツ自動車大手ダイムラーが、11月28日に都内の記者会見で、
水素を燃料とする「燃料電池自動車」を、2015年にも
日本で販売する方針を明らかにしたということです。

燃料電池自動車は、航続距離が500~600kmと
電気自動車より長く、走行中に温室効果ガスを排出しません。
日本では、水素ガスの供給拠点が、
15年までに都市部に約100か所設置される見込みで、
トヨタ自動車や日産自動車なども
15年に燃料電池自動車を発売する計画です。

ダイムラーは市販の小型車をベースに燃料電池自動車を開発し、
ドイツなどで実証実験を行っているのですが、
日本では現在、水素タンクなどの安全基準が異なるため
導入できないということです。


11月30日の新聞記事より。

トヨタ自動車が昨日から、家庭用電源で充電できる
プリウス・プラグインハイブリッド自動車(PHV)の
国内受注を始めました。

国内大手メーカーで初となるPHVの市販車で、
来年1月30日に発売するようです。
最低価格は320万円。政府の補助金を受ければ
約275万円で購入できるとのこと。
日米欧で年間6万台の販売を目指しています。

プリウスPHVは、パナソニックグループの
高性能リチウムイオン電池を採用し、1回あたり最大で
3時間の充電をすると、電気自動車(EV)として
26.4km(燃費測定新基準)走行でき、
電池が切れるとハイブリッド自動車(HV)に切り替わります。
燃費は1ℓあたり61.0㌔で、従来のHVプリウスの
32.6㌔を大きく上回るそうです。

先に、ドイツ大手のダイムラーが、水素を燃料とする
「燃料電池自動車」を、2015年にも日本で販売する方針だ
という記事をご紹介しましたが、
いずれも「地域(准)カーボン・カウンセラー養成講座」の
3冊目のテキストにある「燃料電池」の項で触れられます。

プラグインハイブリッド自動車=PHV
(講座のテキストではPHEVと表記)は、
燃料電池自動車(講座のテキストではFCVと表記)に比べて
CO2削減量や充電時間、耐久性などでは多少劣るものの、
車両コストやインフラ配備状況では優れています。
一方、従来のプリウスのようなHV
(講座のテキストではHEVと表記)よりも
寒冷地走行性や車両コスト、耐久性、インフラ配備状況などで
下回るとはいえ、CO2削減量、エネルギー多様性といった面で
優れているため、期待が大きいといえます。

* 講座のテキストでは、電気自動車はBEVと表記しています。

(讀賣新聞の記事を参考にさせていただきました)

カーボンマネジメント・アカデミーさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス