シギリージャに託し | アフィシオナード!

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アフィシオナード・・・それはフラメンコ愛好家のことです。
基本マニアックですがフラメンコ以外のジャンルの音楽も含めて
感じたこと等 色々と見聞きした情報を備忘録代わりにして綴ってます。

気まぐれブログアップの頻度です。 カラコレスです。


気まぐれと言うよりも ゲリラ式ブログアップというのが正しいかも・・・・

しかも フラメンコネタの記事は ずいぶんと久しい状態になってました。





ご存じのように 日に日に 熊本地震 の被害が明らかになり

その甚大さに 被災された方々の思いは 先行きの不安もあるけど

当座をいかにして生きるかという刹那的な状況になっています




募金程度しか 力になれない 歯がゆさを感じるのは私だけではないはず







東日本大震災のときにも パロ(曲種)を選んで思いをブログにアップしましたが

今回の 熊本地震 に際しても 同じようなパロを選んでしまいます。




ロリータ・フローレス で  セギディージャです。








セギディージャ

18世紀末に起こり 19世紀初頭に完成したと言われるパロ(曲種)でフラメンコの真髄である。

元々はスペイン中部、カスティージャ地方の古い民族舞曲がもとになり シギリージャとなる

多くパロの中でも ソレアと並び最重要パロと言われ 最も格式が高く奥深いと言われる。

悲しみや苦しみ、生と死を歌ったものが多くヒターノ(ロマ、ジプシー)の葬儀で歌われた。

アンダルシアの各地方ごとに豊富なスタイルがあり カンテ(歌)バイレ(踊り)トケ(ギター)

それぞれが奥深い印象を与える。







ロリータ・フローレス


1958年 マドリード生まれ 本名 マリア・ドローレス・ゴンザレス・フローレス

フローレスという名字から解るように スペインの国民的大スター ロラ・フローレスの娘。

1970年代初頭からフラメンコ・アルティスタとしての活動を始めた。

本国スペインのみならず ラテンアメリカ方面でも人気を博し成功を収めた。

以降、ラジオ、テレビ、映画等のメディアでも活躍の場を広げている。







被災された方々が この悲しみから いちはやく立ち直り


笑顔が戻ることを願ってやみません。