短歌w | アフィシオナード!

アフィシオナード!

アフィシオナード・・・それはフラメンコ愛好家のことです。
基本マニアックですがフラメンコ以外のジャンルの音楽も含めて
感じたこと等 色々と見聞きした情報を備忘録代わりにして綴ってます。

ピグでいつもの広場で披露した短歌です。



以前のように スラスラと出てこないので



時期的に 今に見合わないところもありますが



ご容赦願います。






弾け出る 弦の響きに ファルセータ 春の宴の セビジャーナ舞い



南米が 起源の曲種 グァヒーラ 農婦の意なれど 華麗に舞う時



悲しかれ ウクレレ響き 漫談に 込めた風刺に 笑いと涙



長い髪 大きくカール 名古屋巻き 栄を闊歩 艶やかな蝶



移りゆく 静かに色を 染めゆけば 彩雲疾き 初夏の夕暮れ 



立川の 春の名物 フラメンコ すずらん通り 500人の舞



灼熱の 日差し捉える 石畳 草木忘れぬ 兵の雑踏



灼熱の 太陽隠す 夕立に 天の気まぐれ? 首都に打ち水



薄墨の ベール被せて 雷電が 轟く街と 強き雨音



偲ぶれど 心の中は つづら折り 慕う言葉も 虚空に迷い



涼風が 頬撫で過ぎる 夏の朝 鳥も歌わず 青の静寂