今回は ディエゴ・デル・ガストール を紹介します。
フラメンコには 三位一体という言葉通り、カンテ、バイレ、トケ(ギター)が
織りなす 素晴らしい伝統芸能ですが どうしても裏方として扱われがちな
伴奏ギターですが ギターが無いと なんか足りないように感じてしまいませんか?
(マルティネーテなどは別として・・・・)
そのため 伴奏ギターの名手も多く存在しており このディエゴ・デル・ガストールは
カンテ伴奏で有名な方です。
(他にも有名な方もいらっしゃいますが・・・)
その演奏は 観客はおろか 歌い手 カンタオール、カンタオーラさえ
感動させたと言われるようです。 (へぇ 凄いですねー)
その伴奏の名手が
ギターソロを弾いているのを探してみました。
ブレリアスです。
途中、パコ・デ・ルシア の ブレリアス (野いちご ラ・サルサモーラ)の
ファルセータが出てきますが 本家はきっと こちらでしょう。
ブレリアスをソロで弾くとき ファルセータ部分で どうしても
疾走感がスポイルされがちです。
大抵は パルマ、カホンで
コンパスの維持も含め 使われますが ディエゴ・デル・ガストールの
ブレリアスは ギターだけで 疾走感がでてますね