トラブル修理-メルセデスベンツ B200(W245)警告灯と警告メッセージ表示/ABS・ESP | フリークのブログ

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「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)

お付き合いのある同業者さんから紹介された別の業者さんからのご依頼で、チェックランプ点灯&警告メッセージ表示のB200(W245)が入庫です。

 

 

 

 

ABSの警告、トラクションコントロールの警告が文字表示されています。

 

診断機を接続してチェック。

 

CVT、ESP、SAM にエラーが出ています。

他にも、DCM-FL(フロントドアコントロール-フロント左)にもエラーを検出。

 

 

伺うと、

左側ドアミラーウィンカーが時々点灯しないという症状もあるそうです。

 

 

 

 

 

 

警告文字が色々出ていた原因はストップスイッチが原因です。

 

 

 

 

 

 

新旧比較すると、ロッドの出シロも違います。

交換をして問題解消。

 

 

続いて、ドアミラーウィンカーが時々出なくなるという現象。

お預かりの際は症状全く出ませんが、

トラブルの多い症状ですし、おおよその原因も分かっています。

 

ドアミラーハーネスが部品として出ますので、

了解を頂いて部品を取り寄せます。

 

 

 

 

 

ドアミラーを取り外しに掛かります。

 

 

 

 

 

あらら・・・

スピーカー、ダメですね。

ここは今回触りませんが、音質が気になる様でしたら交換が必要です。

 

 

 

 

 

 

ドアミラーを取り外して、鏡部分を外します。

 

 

 

 

 

 

どんどん分解して行きます。

 

 

 

 

 

ウィンカー部分も取り外して、

 

 

 

 

 

1個目の関節であるロッドを抜き取り、

 

 

 

 

 

 

更に開いて、

 

 

 

 

 

 

2個目の関節ロッドを抜き取ります。

 

 

 

 

 

ここまで分解すれば、ハーネスを交換出来ます。

 

 

 

 

 

先端のカプラー部分は、緑の部分が更に分解出来るので、

細い穴でも通す事が出来る様になっています。

 

 

 

 

 

 

純正ハーネスは3,400円です。

 

ハーネスを交換し、逆の手順で組み立てて行きます。

 

 

作業が一通り完了したので、

エラーメッセージが出ない事を確認する為に診断機を持って試運転に。

 

 

ところが、

走り出すと物凄いハブベアリングの音!!

 

・・・こ、・・・これは酷い。

すぐに依頼先の担当者に連絡をして見積もり。

お客様の快諾も頂き作業を開始。

 

 

 

 

 

 

 

外して回してみると、ゴロゴロと音を出しながら重たく回ります。

 

 

 

 

 

 

フランジに空いた穴を利用してナックルを水平固定し、

 

 

 

 

 

シャフトフランジを抜き取ります。

 

 

 

 

 

案の定カラーが残ってしまったので、少し隙間を作って、

 

 

 

 

 

専用工具を使ってカラーを抜き取り。

 

 

 

 

 

非常に強力な張力で広がっているスナップリングを取り外します。

片手では縮められなくなったのは、

それ程強力なのか、それとも筋力の低下か・・・

こんな所でも老いを感じる私、今月10日に47歳になりました(^^;

 

 

 

 

 

 

ベアリングの向きは車速パルスにも関係してきます。

取説が英語だからと逃げず、ちゃんと読んでから作業しないと・・・

 

 

 

 

 

翻訳してみました。

 

 

※注意
このベアリングには、プラスチックキャップで覆われた面に磁気エンコーダーが取り付けられています。


※ベアリングを正しく取り付けるための推奨事項
磁気エンコーダーへの損傷を避けるためにベアリングを取り付ける直前に、磁気エンコーダーからプラスチックキャップを取り外します。
ベアリングは、磁気エンコーダーをセンサーに向けて取り付ける必要があります。
ABS磁気カードを使用して、磁気エンコーダーがどちら側にあるかを確認できます。これは通常、ベアリングIDマーキングのある側です。
磁気エンコーダーへの影響を避けてください。
磁気エンコーダーと汚れた表面との接触を避けてください。
磁気エンコーダーと他の磁気源との接触を避けてください。

ドライバーなどの磁気アイテムは磁気エンコーダーから遠ざけてください。そうしないと、磁気エンコーダーが損傷する可能性があります。
ベアリングを取り付けたら、エンコーダーが汚れていないことを確認してください。
掃除が必要な場合は、乾いたきれいな布で拭いてください。

 

 

 

 

 

 

スナップリングを組み付けて、シャフトフランジを圧入。

 

 

 

 

 

 

どんどん元に戻して行きます。

 

最後に試運転をして確認。

異音が消えた事を確認して作業終了です。

 

ハンドル位置が時計で言うと52~53分位の所でしたので、

調整してセンターを出しておきました。

 

 

 

 

今回の警告メッセージ表示修理では、

上記内容も含め以下の作業を行っております。


 ・ストップスイッチ交換

 ・左側ドアミラーエレクトリカルワイヤリングハーネス交換

 ・フロントハブベアリング交換

 


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>


 
 <参考データ:車両走行距離  83,850km>


■作業メカニック - 野間雄司
■写真撮影 - 野間雄司
■文 - 野間雄司

 

 

 

※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はお控え下さい。

 

 

 

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