DSGオイル交換-アウディ TT(8J)DSGフルード交換+ハルデックスオイル交換 | フリークのブログ

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アウディTT 8J型のDSGフルード交換とストレーナー交換&DSGキャリブレーション、そして、ハルデックスオイル交換のご依頼で、

高知県からご来店頂きました。

 

 

 

 

 

 

2世代目のアウディTTです。

トラブルをよく聞くDSGに付いて、

早めに1回目のメンテナンスを希望されての入庫です。

 

 

 

 

 

まずはDSGフルードフィルターから。

装着場所はこちら。

 

 

 

 

 

現在の走行距離は48,000kmを超えたところですが、

こんなに真っ黒に汚れています。

 

 

 

 

 

DSGフルードを周辺に撒き散らさない方法ですが、

キャップを7回転程緩めた状態で10~20秒置きます。

すると、フルードがハウジングからギアボックスに戻りますので、

急がず焦らず、作業して下さい。

 

それでも、フィルターに付いたフルードが垂れますので、

受け皿の用意が必要です。

 

 

 

 

 

ハウジング内に残ったフルードは吸引抜き取りします。

 

 

 

 

 

ハウジング内を綺麗にして、

 

 

 

 

 

 

新品のフィルターを取付です。

 

キャップは締付トルク20Nです。

 

 

 

 

DSGミッション本体底にあるドレンプラグを外します。

 

2004年9月20日以前に製造されたギアボックスには、

よく似た形状のプラグがすぐ近くにありますので、

取り外す場所を間違えない様にしないといけません。

 

今回のTTのミッションには、もちろん1箇所のみです。

 

 

 

 

 

ちょろちょろと抜けます。

 

 

 

 

 

続いて、オーバーフロープラグを取り外します。

 

 

 

 

 

 

ドバー――!!っと出ます。

ついでに、比較用瓶に採取。

 

 

 

 

 

取り外したオーバーフロープラグは綺麗に掃除。

 

取付のトルクは3Nです。

 

 

 

 

 

 

抜けたフルードはこんなに真っ黒です。

ただ、量が少ない??

いつもならこの容器になみなみと抜けます。

 

 

 

 

 

量を測ると4.1リットル。

 

ちなみに、いつもは5リットル以上抜けます。

明らかに少ない(-_-;)

 

 

 

 

 

新しいフルードを多めに充填します。

 

 

 

 

 

診断機にてギアオイルの油温をモニターしながらフルード量を調整していきます。

 

 

 

 

 

オーバーフローしてくるフルードを採取。

調整油温になった状態で、油量調整完了です。

 

 

 

続いては、ハルデックスオイルの交換です。

 

 

 

 

 

リヤデフは内部に2種類のオイルが使われていて、当然しっかりと隔離・差別化されています。

 

このデフには、充填&油量調整用プラグが2個、

排出用ドレンプラグが2個、

合計4個のプラグが装着されています。

 

それらの取り違えがたびたび発生していると、メーカーサイドも警鐘を鳴らしています。

取り違えますと、4WDカップリング、もしくはファイナルドライブが故障しますので、注意が必要です。

 

 

ハルデックスオイルの量調整&充填口は、

ソケットを指しているこの部分です。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこのデフには、このSSTは必要ありません。

 

 

 

 

 

 

まずは油量確認の為、プラグを取り外します。

フルードは垂れて来ません。

量が少ない様です。

 

 

 

 

 

ドレンプラグを取り外します。

 

作業しているドレンで合っているか不安な方は、

充填口から軽くエアーを吹き込んで、

ドレンからエアーが出て来るかで確認して下さい。

エアー、やり過ぎるとオイルをかぶりますから注意です(笑)

 

 

 

 

 

ハルデックスオイルを排出。

 

 

 

 

 

 

排出量が少ない・・・(-_-;)

 

 

 

 

 

ハルデックスオイルは純正を使用です。

 

 

 

 

 

このオイル、消費期限もあります!

 

 

 

 

 

狭い場所でも使用できるシリンジにて充填します。

 

 

 

 

 

溢れるまで充填したのでオッケーです。

 

結局、抜けた量140mlに対し、入った量は230~240ml。

(溢れさせての量調整ですので、充填量の誤差はご了承を)

DSGフルードに引き続き、こちらも量が少なかったようです。

 

 

 

今回フルード交換をご依頼頂き実際作業をした結果、

特にDSGに関してですが、

 

油量調整温度区間が狭い事などから、フルード量に対してシビアな管理が強いられるものである事が想像に難くないにも関わらず、実際抜けた量は本来の充填量(5.6リットル)よりも1.5リットルも少なかったという事になります。

 

過去の交換歴が無い為、

新車時からフルード量が少なかった可能性が高いと想像します。

 

実際、日本車でも、ATF量が基準値より多い&少ないがあり、

エアコンガスに於いても基準値に満たない量の個体がちらほらあるとよく聞きます。

輸入車にもこういった事がどの程度の割合で存在しているのかは把握していませんが、今回の事からも、そういった個体が存在している事は間違い無い様です。

 

非常にデリケートと言われるDSGで、

油量に於けるこの個体差は、決して看過出来るモノでは無い気が・・・

 

 

もしDSG搭載のお車を所有されている方は、

一度最寄りのディーラーさんにて油量チェックを行って頂く事をお勧めします。

もし基準値よりも少ない作動油にて、デリケートなDSGが新車時からずっと動作してるという事であれば、流石にそれは故障を引き起こしてしまう要因となり得るかと思います。

 

 

 

最後に診断機を使ってキャリブレーションをします。

(TEXAをお使いの方は参考になさって下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリブレーション完了です。

一緒に、コンピュータ診断も行っておきます。

 

 

 

 

 

最後はDSGフルードの新旧比較写真です。

 

 

 

今回のDSG関連メンテナンスでは、

上記内容も含め以下の作業を行っております。


 ・DSGフルードフィルター交換

 ・DSGフルード交換

 ・DSGキャリブレーション実施

 ・ハルデックスオイル交換


今回の修理ご請求額は、 ¥ 68,300- となっております。


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>


 
 <参考データ:車両走行距離  48,400km>

 

※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はご遠慮下さい。

※「エラーコードが〇〇ですが、原因は何ですか?」という問い合わせが、同業者の方から入ってきます。同じエラーコード(DTC)であっても、原因が必ずしも同じとは限りませんし、診ていないお車の故障診断をエラーコードだけで行う事は無理ですので、ご理解下さい。

 

 

 

 

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