トラブル修理-フィアット500(1.2/31212)デュアロジック交換とタイミングベルト交換 | フリークのブログ

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フィアット500のデュアロジックトラブル修理です。

 

デュアロジック、

ギア抜けや、始動してもエンストを連発、

偶数シフトしか入らない、シフトが何処にも入らないなど・・・

様々なトラブルが起こります。

 

今回のフィアット500もそんなトラブル悩まされてのお預かりです。

 

診断機ではエラー内容が2つ。

 

症状と、原因となっている部品の関係性を、

デュアロジックを個別に交換していきながら、

それにより改善される故障コードを探って行きます。

 

 

 

 

診断と試運転を繰り返し、現在発生している症状と、

エラーコードとその内容の関係を探っておき、

その後リフトアップ。

 

ちなみに、この時点で既に、デュアロジックフルードとキャリブレーションは実施済みですが、症状改善無しでした。

 

 

 

 

デュアロジックシステムです。

 

 

 

 

フリークでは、アクチュエータと、

 

 

 

 

バルブユニット、

 

 

 

 

デュアロジックハーネス、

そして、デュアロジックASSYを、それぞれ在庫しています。

 

 

 

 

取り外したデュアロジックASSYです。

 

 

 

 

ロッド部分を押すと、ギアセレクションポジションセンサーの付け根より、プクプクと、エアーを伴ってフルードが滲み出て来ました。

 

デュアロジックフルード漏れの原因はここです。

この様子だと、シフトチェンジに必要となるプレッシャーも低下している可能性が高いです。

 

 

 

 

 

ジワ~っと滲んできています。

 

 

 

 

原因はOリングの可能性が高いのですが、

交換可能なOリングは構造上1箇所のみ。

アクチュエータ自体の動きも不安定な事から、

まずはアクチュエータ交換を行います。

 

 

 

 

 

 

ポンプ、タンクを取り外して、

 

 

 

 

 

デュアロジックを各階層に分けて行きます。

 

 

 

 

 

ミッションとの当たり面が汚れない様に注意しながら、

組み立てて行きます。

 

 

 

 

元通り組みあがったら、

 

 

 

 

 

デュアロジックフルードをまずは既定量充填。

 

 

 

 

ミッション側。

汚れと古いガスケットを取り除いて、綺麗に脱脂。

 

 

 

 

 

元通り組み付け完了。

これで完治してくれている事を祈って・・・

 

 

 

 

デュアロジックの症状が改善しているか気になるところですが、

このままの流れで、お預かりしているタイミングベルト部品一式を交換していきます。

 

 

 

 

 

上から、下から、作業を進めて行きます。

 

 

 

 

 

取り外したタイミングベルト。

細かいヒビが無数に入っていました。

 

 

 

 

 

ウォーターポンプもお預かりしていますので、

更に取り外していきます。

 

 

 

 

 

液状ガスケットを綺麗に剥離。

その他の汚れも綺麗にします。

 

 

 

 

ウォーターポンプの新旧です。

古い方はプラスチックフィン、

新しい方は金属フィンになっています。

 

 

 

 

イタリア車のウォーターポンプボルトには液状ガスケット塗布が必要です。

 

 

 

 

 

 

ウォーターポンプを組み付けて、

 

 

 

 

 

タイミングベルトを仮組み。

 

 

 

 

 

テンショナー圧を基準位置にセット。

 

 

 

 

 

テンショナー調整用のSSTは簡単に玉砕するのは有名な話。

うちのもとうとう・・・

 

 

 

 

 

ドライブベルトも新品に交換。

 

 

 

 

クランクプーリーを既定トルクにて締付。

 

そしてエンジン始動!

エンジンは快調!!

シフトも調子いい!!

 

その後2日間試運転させて頂いて経過を観察・・・

 

やっぱり原因はアクチュエータだったか!!

と、思っていた矢先に別の症状が(T_T)

 

 

 

元々、症状は2種類出ていたけれど、

アクチュエータ交換で直ったのは結局1種類のトラブルだけ・・・

 

診断機接続チェックするも、

やはりエラーが1種類だけ残っている。

 

 

 

 

 

 

泣く泣く、バルブユニットも交換する事に。

 

 

 

 

バルブユニット交換だけならASSY降ろさなくても出来はしますが、

 

 

 

 

実は、ソレノイドが変更になっています。

対策品と思われますが、何と・・・

 

 

 

 

 

カプラー形状も変更されています(-_-;)

つまり・・・

 

 

 

 

 

車両ハーネスの交換も必要になります。

あと、アクチュエータのセンサーに刺さっているカプラーを抜く為には、

ミッションマウントブラケットの取り外しも必要です。

 

 

 

 

元通り組み付けてエンジン始動。

 

シフトの入り方が全く違います!!

サクサクと、スムーズに入ります。

アキュームレータも新しくなった事から、

ポンプ駆動時間も明らかに短くなりました。

 

 

 

 

その後試運転を繰り返すも、エラーは一切発生せず。

 

良かった~~!!

でも、とっても悔しい結果となりました。

お客様にもご迷惑をお掛けしたので、

今回の修理費用は一部を少しサービスさせて貰う事にしました。

非常に勉強にもなったので、その点のお礼も兼ねて。

 

 

 

 

 

少し追加で作業を。

フロントブレーキパッドの残量が余りにも少なかったのでお客様に進言したところ、何とブレーキパッドの新品をお持ちとの事!

 

 

 

 

 

早速お持ちいただいて交換します。

 

 

 

 

 

新旧比較。

これは流石に無さ過ぎですね(^^;

 

ブレーキも新しくなって、

これで安心してお乗り頂けます。

 

 

 

 

 

 

 

次回車検時には、フロントのロアアームボールジョイントブーツの交換も必要です。

基本はロアアームASSY交換ですが、

このタイプでしたら、ブーツだけ現物合わせで交換が可能かと思います。

 

 

 

 

ヘッドライトが少し黄ばんでいましたので、

 

 

 

 

 

磨いて、

 

 

 

 

コーティングしておきました。

 

 

 

 

無事、黒フィアットは完治です。

続いては、水色のフィアット500、デュアロジックASSY交換をお預かりしています。

 

作業の流れはまた別のブログにて報告させて頂きますね。

 

 


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>


 
 <参考データ:車両走行距離  115,200km>

 

※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はご遠慮下さい。

 

 

 

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