お買い上げありがとうございます-BMW 525i(E39) | フリークのブログ

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「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)


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BMW E39をお買い上げ頂き、ありがとうございました。


お買い上げ頂きましたBMW E39の納車整備です。


お買い上げ頂いたお客さまに、どの様な整備を行っているのか、

その内容を少しでもお伝え出来ればと考え、作業風景を撮影しております。


◆◆お願い◆◆


本文中に専門用語なども出てまいります。
理解しにくい内容になってしまうかも知れませんが、
解説付きのだらだらと長い文章になる事を避ける為、
専門用語の使用についてはご理解下さい。
なるべく解りやすくお伝え出来る様、努めてまいります<(_ _)>


◆◆◆◆◆◆◆

 

E46ツーリングに乗られていたのですが、

車検を機にE39に乗り換えです。

 

ご希望内容を伺って、業者オークションにて購入して来ました。

 


それでは説明に移らせて頂きます。

 

 

 

 

リフトアップしてタイヤを取り外し、各所点検を進めて行きます。

現在ナンバーが付いていませんので、

車検を2年受けての納車となります。

 

 

 

 

 

 

ヘッドライトの光軸ロッドが経年劣化で粉砕していて、
光軸調整が全く出来ません。

色々チャレンジしましたが、カラ割りも出来ず、

ロッド交換も何時間も掛かりそうでしたので、

この作業は県外の業者さんに手配。

 

他の作業を進めて行きます。

 

 

 

 

 

アンダーカバーを取り外すとベトベトに濡れていました。

パワステフルードがかなり漏れています。

 

 

 

 

パワステフルードタンクからホースに繋がるホース。

ベトベトです。

 

 

 

 

下から覗き上げたところです。

少し見えにくいですが、パイプ周辺はかなり漏れています。

 

 

 

 

交換です。

 

 

 

 

 

パワステフルードタンクからパワステポンプに繋がるホースもベトベト。

こちらも交換です。

 

 

 

 

 

パワステフルードタンクもベトベトですので、取り外して、

 

 

 

 

 

 

綺麗に掃除します。

 

 

 

 

 

 

ホースはカシメタイプも用意がありますが、

締め増しの出来るトライドンの金属バンドに変更しました。

 

フルードを充填し漏れチェック。

すると、滲んで来るホースがもう一本。

 

 

 

 

高圧ホースです。

ホースのカシメ部分からじわ~っと染み出して来ていました。

パワステポンプとラックピニオンを繋いでいて、

結構圧が掛かっているホースです。

 

両端はユニオンボルト止めの為殆ど漏れませんが、

間に使われているホース部分のカシメから漏れます。

 

 

 

 

ラックピニオンに繋がっているホースは、

脱着の流れで行き帰り両方取り外し。

 

 

 

 

それぞれのガスケットを交換。

 

 

 

 

フルードは殆ど全量交換、しかも2回(笑)

フルードは普通のBMW純正も在庫していますが、

高性能のWAKO'S HYPER-SPECを使用しました。

しっかりエア抜きして、漏れが無いかを再びチェック。

ようやく漏れは無くなりました。

 

 

 

 

消耗部品の交換を進めて行きます。

エンジンのトップカバーを取り外し、

 

 

 

 

スパークプラグです。

現在の走行距離は45,600km。

距離はまだ浅いのですが、使用年数がそれなりに達していますので

交換します。

 

 

 

 

 

こちらが新品。

 

 

 

 

スレッドコンパウンドを薄く塗り、

締付トルクの均等化と次回脱着の容易性を確保しておきます。

 

 

 

 

 

次はドライブベルト。

まずはクーリングファンを、SSTを使って取り外します。

BMWのファンは逆ネジです。

 

 

 

 

長い、オルタネータパワステウォーターポンプベルトと、

短い、エアコンコンプレッサーベルトの2本です。

 

 

 

 

ファンが無い状態ですと、交換はとっても簡単です。

ベルトを取り外し。

 

 

 

 

エアコンコンプレッサーベルトは全く問題無いですが、

長い方のベルトはご覧の通り。

短い方が回転回数も多いので酷使されている筈ですが・・・

過去に、エアコンベルトだけ交換されたのかな?

 

 

 

 

コンチネンタルのベルトです。

 

 

 

 

交換完了。

これで安心です(^^)

 

 

 

 

 

下から見て、新品部品が沢山装着されているので気持ちいいです。

 

 

 

 

 

エンジンオイルを排出。

 

 

 

 

 

オイルフィルターカートリッジも当然交換です。

 

 

 

 

フリークでは、現在メインに使っているエンジンオイルは3種類。

20リットルペール缶を含めるとかなりの種類になりますが、

今回はこの中の、ASH(アッシュ)のオイルをチョイス。

 

 

 

 

粘度は10W-40です。

 

 

 

 

 

前に整備をした人も、私と同じ事をしていました。

オイルレベルゲージのOリング部分にシリコーングリースを塗る事で

抜き差しを容易にし、取っ手の破損を防ぐ事が出来るのです。

 

 

 

 

 

キャビンフィルターを取り外してみると、ご覧の通り真っ黒です。

新車から一度も交換されていないのでは??

 

 

 

 

こちらが新品。

活性炭も織り込まれていて、左右セットで約2万円もします(^^;

 

 

 

 

 

それぞれの位置にセット。

 

 

 

 

エアフィルターエレメントです。

汚れこそ、それ程酷くなかったのですが、

スポンジ装着タイプで、そのスポンジがボロボロになっていました。

何かのタイミングでエンジンに引き込まれるといけません。

 

 

 

 

 

新品にはスポンジがありません。

 

 

 

 

取付。

 

 

 

 

 

ATFも交換します。

ATFを排出。

 

 

 

 

真っ黒!

新車から初めての交換でしょう。

 

 

 

 

ATオイルパンも取り外します。

 

 

 

 

 

鉄粉吸着用磁石には、大量の鉄粉が付着。

 

 

 

 

 

ATFストレーナーも、もちろん交換です。

 

 

 

 

 

フィルター部分。

真っ黒です。

 

 

 

 

 

ATFストレーナー。

 

それにしても、この辺りの年式の車両で取り寄せるATFストレーナー、

かなりの確率で、一部分にだけですが薄っすらと錆の不着があります。

シリカゲルも同梱されているのですが、あまり意味が無いのかな?

どれも酷い物ではありませんが、一応装着前には軽く錆を落としておきます。

 

 

 

 

バルブボディも綺麗に掃除。

 

 

 

 

ATFストレーナーを装着。

 

 

 

 

 

 

ATオイルパンも綺麗に掃除して、ガスケットを新調。

 

 

 

 

装着してATFを充填。

 

 

 

 

診断機にて油量調整温度をチェック。

 

 

 

 

 

オーバーフローさせて量調整完了です。

 

 

 

 

 

 

パワステフルードでベトベトだったアンダーカバーを綺麗に掃除。

 

 

 

 

タイヤはフロント側が溝残量が3割程度しか残っていませんでした。

リヤタイヤはBSレグノが装着されていましたので、

合わせてフロントもレグノを入れておきました。

 

 

 

 

診断機にてチェック。

 

 

 

 

 

最終各所チェックをしていると、シートの異常な動きを発見。

背もたれを倒そうとすると、腰をひねる様な感じに動きます。

 

 

 

 

実はこれ、この年式のBMWに多く見られる症状で、簡単に直ります。

 

 

 

 

背もたれ用モーターと、背もたれの根元にあるギアを繋いでいるワイヤーですが、この被覆部分が年数を経る毎に伸びて来て、

中に通っているワイヤーの噛み込みを浅くしてしまうのが原因。

 

Z3などはもっとシンプルな構造の為この現象は起こりませんが、

シート下に色々な装置が付いてくる5シリーズなどでは、

モーターとギアの取り回し位置が複雑になっている為よく発生します。

 

 

 

 

抜いてみると、駆動ワイヤーは1mmちょっとしか出ていません。

 

 

 

 

ワイヤーの被覆部分を途中でカットします。

 

 

 

 

 

被覆部分はそのまま抜けますので、駆動ワイヤがしっかり頭を出せる様に一定量をカットします。

これを元に戻して被覆を繋いでやればOK!!

 

 

 

 

左側のワイヤーは非常に短くてちょっと作業がし難いです。

抜き取らず、このままカットしてつなぎ合わせればOK!

 

 

 

 

シートを外したついでに手が届かない所を今の内に掃除。

 

 

 

 

 

運転席がダメなら、助手席はもっとダメ(笑)。

空回りしかしていません。

 

 

 

 

もはやワイヤーは埋もれてしまっています。

 

 

 

 

被覆をカットして、しっかり刺さり代を確保です。

 

 

 

 

 

センターコンソールに内蔵されているカップホルダーはバラバラ・・・(^^;

 

 

 

 

 

こちらも新品に交換です。

ジュースを固定するだけのこれで約1万円。

もう壊れないでね!

 

 

 

 

 

バッチリです!!

 

ん??

「バッチリ」って、古い??

 

 

 

 

 

紆余曲折ありましたが、ヘッドライトが無事直って戻って来ました。

 

取付て光軸調整!

 

 

 

やっと納車に漕ぎ着けたと安心していた所・・・

 

 

 

 

エンジン不調。

チェックランプ点灯。

犯人はどの子だ??

 

 

 

3番と5番のシリンダーが不調。

 

 

 

 

 

番号を書いて、

 

 

 

 

 

 

1番・2番シリンダーのコイルと交換。

 

 

 

 

 

はい!

原因はコイルですね。

 

スパークプラグを新品にした後、コイルとの相性が崩れ、

コイル不調が出る事があります。

 

ちなみに、プラグ交換前までは全く問題無し。

プラグ交換後も何度か試運転していましたが問題無しでしたが、

納車前に不調が出てくれて良かった~!

 

 

 

 

しばらくすると4番まで・・・(^^;

みんなが「俺も!俺も!!」って言いだしました。

 

 

 

 

 

 

コイル6本とも交換です。

 

フリークでは「納車点検整備費用」として54,000円頂いていますが

(輸入車で車検受け納車の場合。国産車はもっと安く設定しています)、

足りない分は車両粗利分からお裾分けして貰うというやり方をしているのですが、

さすがにここまで来るのに結構お金使っちゃいまして(^^;

 

なのでイグニッションコイルは社外優良品にさせて貰いました。

一応、ちゃんとした輸入車専門部品商が扱っている保証付き部品です。

ネットなどで売っているコピー品や低クオリティ製品ではありませんので安心して下さい。

 

 

 

 

 

全部交換。

以後、診断結果も試運転結果も非常に良好です!!

 

 

 

 

 

バッテリーも交換です。

悪くはありませんでしたが、ここはやっぱり交換しておかないと。

 

選んだのはハイクオリティで有名なユーロブラックです。

ヤナセが設定した高いレベルを満たす様作られたBOSCH製バッテリーです。

 

 

 

 

交換完了。

 

 

 

 

 

再び診断機接続チェック。

問題無し!!

 

 

 

 

エンジンルームを綺麗に掃除。

 

 

 

 

 

ETCはサービス取付。

場所はここにしました。

 

 

 

 

最後に日付と時計を、オンボードCPより調整をして、

納車点検整備の全てが完了です。

 

最後の最後に、よくして貰っているカーディテーリング専門店さんにて、

内装クリーニングと、ボディーコーティングを施工して貰いました。

 


 

上記交換部品も含め、今回の納車点検整備では、


 ・エンジンオイル交換
 ・オイルドレンパッキン交換
 ・オイルエレメント交換
 ・冷却水交換
 ・ブレーキフルード交換
 ・バッテリー(ユーロブラック)交換

 ・スパークプラグ交換

 ・イグニッションコイル交換

 ・フロントワイパーブレード左右セット交換

 ・タイヤ(225/55R16 ブリジストン REGNO)2本交換

 ・タイヤエアバルブ2本交換

 ・エアクリーナーエレメント交換

 ・キャビンフィルター交換

 ・ドライブベルト2本交換

 ・パワステ高圧ホース交換

 ・パワステポンプホース交換

 ・パワステバイパスホース交換

 ・パワステホースバンド4個交換

 ・パワステユニオンボルトガスケット4枚交換

 ・パワステフルード交換

 ・カップホルダー交換

 ・ヘッドライト光軸調整ロッド左右セット交換

 ・ATオイルパン脱着清掃

 ・ATFストレーナー交換

 ・ATオイルパンガスケット交換

 ・ATF交換

 ・フロント左右パワーシート修理

 ・ETC取付

 ・ボディーコーティング&ルームクリーニング施工


以上を作業しております。

交換を必要としなかった部品につきましても、
各所点検・調整・清掃・グリースアップなど行っております。


※納車点検整備の費用は、ご契約時に当社規定の料金を頂いております。
 交換部品や整備箇所がどれだけ増えても、規定料金以上ご負担頂く事はありません。

 

納車点検整備終了後の名義変更の際には、
 ・燃料満タン納車

も行っております。

 


納車までお待たせ致しました。


ありがとうございました<(_ _)>


 <参考データ:車両走行距離  45,660km>

 

 

 

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