トラブル修理-フィアット プント アバルト(176)ブレーキフルードが漏れてブレーキが利かない | フリークのブログ

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今回は、同業者さんからの修理のご依頼です。

 

フィアットプントアバルトのブレーキフルードがメチャクチャ漏れていて、

ブレーキが殆ど効かない状態との事(^^;

 

一先ずブレーキフルードを補充した状態で、

レッカー搬送されてきました。

 

 

 

さすがにこれだけ漏れていたら、

トラブル箇所を探す必要も無い状態。

 

 

 

リフトで上げます。

 

 

 

 

 

原因はリヤ右のホイールシリンダー。

漏れたブレーキフルードはアルミホイール内側周辺に飛び散っていて、更に回転により周囲に飛散、悲惨な状態になっています(^^;

 

 

 

 

 

ブレーキ内部はフルードでベトベト。

 

 

 

 

トレーディングシュー側は、ライニング(摩擦材)が剥離して、

ドラム内部に転がっていました。

 

 

 

 

ポタポタと滴り落ちています。

 

 

 

 

 

ブレーキシューを取り外し。

 

 

 

 

 

 

ブレーキフルードの影響でライニングが剥がれています。

ただの鉄板状態。

ドラム内部をあまり攻撃していなければいいけど・・・

 

 

 

 

こちらはリーディングシュー。

 

 

 

 

こちらはライニングはどうにか剥がれていませんが、

残量はかなり少なくなっています。

 

そもそも、リヤブレーキを分解しようにも、

右も左もドラムが錆び付いて外れなくて、

取り外すのにメチャクチャ時間掛かりました。

 

ずっとディーラーさんで整備をされて来たお車。

前回の車検で、本当にこのブレーキ、分解点検していますか??

 

 

 

 

多少なり、ドラム内部への攻撃があったのでしょう。

ABSセンサー部に山盛りの鉄粉が付着しています。

小学生の頃の、磁界の実験みたい。

 

 

 

 

 

外側のABSセンサーにも大量に付着しています。

内部センサーがあの状態ですから、ABSは効かなかったかも知れませんね。

 

あ!そもそもブレーキが利いてないか(^^;

 

 

 

 

こちらはリヤ左側。

 

 

 

 

こちらは大丈夫でしたが、

ホイールシリンダーのカップをめくると、ブレーキフルードが垂れて来ました。

こちらも時間の問題でした。

 

 

 

 

問題となった右側から部品の交換に取り掛かって行きます。

 

 

 

 

手配しておいた新品の部品たち。

 

 

 

 

ん???

 

 

 

 

 

 

あの・・・

シューの形状が違うんですが・・・(-_-;)

 

すぐに部品確認して貰うと、

どうやら間違ってABS無しのブレーキシューを出荷してしまったらしく。

 

フィアットは現在部品倉庫を引っ越し中の為、

こういった出荷ミス・出荷遅れがちょこちょこ出ているらしいです。

それ、ダメじゃないですか(^^;

 

クイック整備用のリフトはこののち、5日間に渡りプントちゃんが占拠する事となりました(^^;

 

 

 

 

 

部品入庫~!!

組み付けるぞーーー!!!

 

 

 

 

そうそう!これこれ!!

この形状!!!

 

余談ですが、フィアット500のリヤブレーキ、

このプントと同じシューですね。

 

 

 

組み付け完了です。

 

 

 

 

 

反対側(リヤ左)も新品に交換していきます。

以後の写真は撮り忘れ(^^;

 

 

 

 

 

 

 

ボロボロになっていたブレーキドラムは綺麗に研磨。

仕様限界値がちゃんと刻印されていたので、

念の為少しの安全マージンを残した状態で研磨をして貰いました。

その為、内側寄りの一部分だけは傷が残ったままですが、

ライニングがあまり当たらない場所の為、問題ありません。

 

 

 

 

次に取り外す方が苦労しない様に、錆を綺麗に落として、

更に防錆の為にグリースを塗布しておきます。

 

 

 

 

 

裏側も綺麗に掃除。

 

 

 

 

ドラム外側も綺麗に掃除をして、つや消しブラックを吹き付けておきました。

 

 

ブレーキ調整をして、ブレーキフルードのエア抜きをして完成です。

エアーが噛み過ぎていて、全然抜けてこなくて、

結局2リットル程ブレーキフルードを要しましたが・・・

 

 

 

 

アルミホイールは損害が激しく、入庫時にすぐ洗ってはみましたが、

各所ブレーキフルードに侵されて、ボロボロになっていました。

 

 

 

 

プントちゃん、ようやく走って曲がって止まれる様になりました(^^)

 

 

 

今回のブレーキフルード漏れ修理では、

上記内容も含め以下の作業を行っております。


 ・リヤブレーキシュー左右1台分交換

 ・リヤブレーキホイールシリンダー左右交換

 ・ブレーキドラム左右研磨

 ・ブレーキフルード交換

 


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>


 
 <参考データ:車両走行距離  128,000km>

 

※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はご遠慮下さい。

 

 

 

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