ATF交換-レクサス GS350(GRS191)トルコン太郎での圧送交換+ストレーナー交換他 | フリークのブログ

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ATFの圧送交換をして欲しいとのご依頼を頂き、

徳島県から レクサス GS350 のお客様がご来店下さいました。

 

 

レクサスGS350は、AT本体からオイルホースは一切出ていませんので、本来圧送交換は出来ない構造となっています。

 

今回は、フリークにて作成・販売をしている、

「ATF圧送交換アタッチメント」を使用して圧送交換を行います。

 

圧送交換が出来ないレクサスやトヨタ系車種にお乗りのお客様から、

ATF圧送交換機をお持ちのプロショップさんまで、

宜しければどの様に作業を進めているのかもご参考になさって下さい(プロショップの方は、当社サイトもどうぞ → 圧送交換アタッチメント)

 

 

 

 

 

まずは、比較用に交換前のATFを採取。

 

 

 

 

えっ・・・??

何故か2箇所だけボルトが止まっていませんでした。

理由は分かりませんが、このまま放置出来る精神を持った整備士がこの世にいない事を望みます。

同じ形状のボルトが在庫でありますので、

オイルパン組み付け時に取り付けておきます。

 

 

 

 

オイルパンを取り外し。

 

 

 

 

交換部品たちと、右上の物は専用アタッチメントです。

 

 

 

 

ストレーナーを取り外し。

 

 

 

 

ストレーナーの新旧比較です。

 

 

 

 

 

 

取り外した古いストレーナーは、フィルター部分が真っ黒に汚れています。

 

 

 

 

新しいストレーナーを取付。

 

 

 

 

続いてはオイルパンです。

 

 

 

 

鉄粉吸着磁石には、大量の鉄粉が。

 

 

 

 

綺麗に掃除をして、ガスケットも新調。

一部、磁石が少しずれていますが、この後きちんと修正しましたが・・・

写真を撮り忘れていました(^^;

 

 

 

 

さて、いよいよ圧送交換を始めますが、

先にもお伝えした通り、この車種は圧送交換が本来出来ません。

ATFを抜き取ったり充填したりを出来るホースが存在しない為です。

 

そこでアタッチメントを取り付ける訳ですが、

このATFクーラー本体を取り外して差し替えます。

 

 

 

 

ちなみに、このレクサスGS350には、

オイルクーラーとATミッション本体の間に、

ご覧の様なスペーサーが取り付けられています。

 

こちらがオイルクーラーとの当たり面。

 

 

 

 

こちらが、ATミッションとの当たり面です。

ちなみに、こういったスペーサーを使用していない車種も多くあります。

 

勘の鋭い方ならピンッと来たかも知れませんが、

このスペーサーを使う事で、同じ形状のミッションに対して、

同じATFクーラー本体を、多少ずれたレイアウトでもセットする事を可能にしています(エンジン型式の違いから発生するマフラー取り回しの違いや、ボディ形状から必須となってしまうオフセットなどが原因かと、私なりの想像ですがそう考えております)

 

 

 

 

フリークで販売しているATF圧送交換アタッチメントは

ミッション形状を元にCADを引いていますので、

オイルクーラー直付けのタイプでも、

今回の様な、間にスペーサーが介在するタイプであっても、

圧送交換を可能にしてくれます。

 

ちなみに、もう何度使ったか分かりませんが、

硬質ジュラルミンで作成していますので、この耐久性です。

 

 

 

 

純正のATFクーラーはミッションの上の方にずらしておきます。

純正ATFクーラーに接続されている冷却水ホースがマフラーに接触しない様に気を付けて(余程の事が無い限り、接触はしませんが)。

 

固定に関してですが、

一番手前と上の、ボルトの脱着がし易い2箇所のみ固定で圧送交換は可能です。漏れて来ません。

(とは言え、漏れの有無は必ずご確認下さい)

 

アタッチメントへの接続は、

トルコン太郎のお使いの方は、アタッチメントに向かって、

右側に2ホース側を、

左側に1ホース側を接続して下さい。

 

あと、FRレイアウトの車種に関しては、

トルコン太郎のホース長では足りませんので、

フリークにて販売している「延長ホース」もご利用下さい。

 

 

 

 

 

ATFオイルパン脱着やストレーナー取り外しの際、

ATFは約4リットル抜けました。

 

エンジン始動前にATFを事前充填しておきます。

トルコン太郎はペール缶重量を元に油量計測しているのですが、

ペール缶から抜き取られてトルコン太郎本体内をめぐり、

配管を経由して車両本体に届くまでに、

だいたい0.5リットル程が実充填との誤差が生じる様です。

(これは経験談ですので、プロの方は個々でご判断下さい)。

 

その為、0.5リットル多めの4.5リットルを充填しておきます。

 

 

 

 

エンジンを始動。

クリーナーモニターに、現在車の中に流れているATFが流れて来ます。

 

ある程度油温が上がったら、ATF圧送交換を開始します。

 

 

 

 

 

 

 

まずは5リットル交換。

 

 

 

 

最初に新油ATFを4.5リットル充填して、

続いて5リットルの圧送交換を完了してこの状態です。

 

このまましばらくアイドリングを続けて、プレ洗浄を行います。

 

そして再びATF圧送交換を開始。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある程度透明度や赤みが増してきたところで、

データモニターにてATFの油温を確認していきます。

 

この辺りから、一気に綺麗になって行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当初予定していた20リットル交換より、1.5リットルだけ追加の、

合計21.5リットルの交換を行いました。

結果、新油と殆ど遜色ないレベルまで綺麗になりました。

 

 

 

 

 

ATF油量の最終調整の際に、あふれ出て来たATFを比較用の瓶に採取。

 

 

 

 

油量調整用プラグから流れ出てくるATFが糸状になったら、

油量調整完了です。

 

 

 

 

比較用瓶の最初と最後を比較。

ここまで差が出ます!!

 

 

 

 

アタッチメントを取り外して元通りにします。

ATFの漏れが無い事を確認して、ATF圧送交換の完了です。

 

 

 

 

スロットルボディの清掃もご依頼頂けました。

 

 

 

 

結構汚れています。

これを、WAKO'Sのスロットルバルブクリーナーを使って掃除をします。

 

 

 

 

 

大き目のメッシュフィルターも下の方が詰まりかけていましたが、

その汚れも全て取り除けました。

 

 

 

今回のATF圧送交換では、

上記内容も含め以下の作業を行っております。


 ・ATオイルパン脱着清掃

 ・ATオイルパンガスケット交換

 ・ATFストレーナー交換

 ・ATFストレーナーOリング交換

 ・ATF

 ・スロットルボディ清掃


今回の修理ご請求額は、 ¥ 76,550- となっております。


ご用命、ありがとうございました<(_ _)>


 
 <参考データ:車両走行距離  205,500km>

 

※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はご遠慮下さい。

 

 

 

 

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