「のぼうの城」を訪ねてやってきた行田で迎えたお昼時
当初お目当てにしていた中華屋さんが定休日とわかり、やってきたのは「大地」といううどん屋さんです


もともとうどんより中華という優先順位だっただけで、こちらはこちらで評判よさげでもあるから、これも巡り会わせだと思って入ってみることにします
それにしても、こちら、掲示物にちょっとクセのあるお店


しかも、入口のところに“当店はとっても「賑やか」で「騒がしい」お店です!”と断り書きがあるけれど、入ってみれば、本日、名物大将は休場しているようで、たぶん…普段よりは静かなんだろうな

案内された席に着いてランチメニューを検めてみれば、御膳は「空」「太陽」「大地」と3種あるけれど、結局のところ、まずはご飯・丼物のどれを選ぶかという話だなと理解
私は「坦々ご飯」を選び、天ぷらは「半玉天」、うどんは「冷・ぶっかけ」をチョイスしました
お店の女の子から、うどんは大盛まで無料との唆しがありますが、軟弱者が多いパスタ以外、麺の大盛りは普段やらない私は、丁重にお誘いをお断りします

手持ち無沙汰にメニューを見れば、そういえば行田といえば「ゼリーフライ」がB級名物だったなと思い出しますが、あまり美味くはなかった記憶があるからなぁ

さらにスイーツメニューを見ると「中2の2学期アイス」だの「中2の2学期シャーベット」だのといった謎メニュー
正体は不明だけれど、“中2”というと、かなり甘ちゃんなアイスやシャーベットなのかもしれないな

で、ややあってやってきた「空の御膳(1,050円)」一式


お店の女の子から丁寧な食べ方の説明があり、まずはそれを無視してスダチの果汁?をかけずにいただいてみれば、うどんはまずまずだけれど、さぬきが基準にある私としては、まあこんなものかなといったところ

「半玉天」は卓上にあるお好みの塩でどうぞとの案内だったけれど、これまた無視して、さぬき式にうどんに乗せていただいてみれば、火が入り過ぎていてこれは今ひとつです

「坦々ご飯」は、案内どおりに紅ショウガ以外の具を乗せていただいたけれど、これまたこんなものかなといったところだな

うどんをいただき終わったところで運ばれてきたのは野菜を使ったという割スープ
残ったぶっかけだしをこれで割っていただいてみれば、うん、これは悪くない

さらにお好みで卓上の辛味噌を入れると中華風になりますと唆されて、半信半疑でその通りにしてみれば、なるほどたしかにそれっぽくなるな

いただき終わって支払いをすると、手渡されたのは懐かしい「いちごミルク」1粒

こちら、うどんは必ずしも私の好みには合わなかったけれど、終始サービス精神にあふれたいいお店ではあったな

(6点/10点満点)