サマリー(W46: 11/13 - 11/17)

 

この週を振り返って

 

ドル円相場に大きな変化がありました。週の最高値は13日月曜日につけた151.911円。昨年の当局によるドル円相場介入の際は151.946円だったので、あと少しで介入の懸念がありました。※価格はOANDA証券.

 

しかしその夜23:30にいきなり謎の約70銭(68pips)の下げ(A)、翌14日火曜日は米国の消費者物価指数の発表。前回発表よりマイナスでした。このため、ドル円は約87銭の下げ。

 

15日水曜日の小売売上高、卸売物価指数は予想より下回ったものの、ニューヨーク連銀の製造業景況感指数の数値がよかった、このような同時刻の上げ下げまちまちの指数発表の中、結果的に83銭上げました。

しかし17日金曜日の建築許可件数、住宅着工件数の数値は良かったためか、36銭ほどあげたものの、週を通してみれば、2円40銭ほどの下落。現在、149.646となっています。

 

Fで示した英国の小売売上高発表の後は、GBPUSD(ポンドドル)は1.24150近辺から1.23914まで急落、現在は1.24622まで持ち直しています。金曜日のドル円下落はこの影響もあるかと思われます。

 

 

下のチャートを見ていると、ムーディーズによるネガティヴ評価も加わり、どうもドルの強気相場が終わったのではと考えてしまいます。ドル円相場は米国10年債金利との相関が言われてますが、その金利も10月19日4.992%から以降下げていて、現在は4.439%です。

 

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いまテロ組織ハマス、パレスチナとイスラエルに関して、情報が飛び交ってます。いろいろフォローしているとどうも大勢が変な方向へ向かっていて、メディアのニュースなど見たくなくなってきました。最近はもっぱらネットが主たる情報源です。

 

アル・ジャジーラ衛星チャンネル(قناة الجزيرة الفضائية‎、アルは定冠詞、ジャジーラは半島、カタール半島を意味する)はアラブ諸国の中ではその報道が偏向しているとされ、サウジアラビア、バーレーン、UAE、エジプトまたイスラエルからは放送が遮断されています。CMが少なく、海外のメディアからの収入が多いとされ、とりわけNHKからの収入は重要だとか。ちなみにハマスの指導者イスマイル・ハニヤはカタール在住です。

アル・フッラ(الحرة‎、アルは定冠詞、フッラは自由)という放送局もあるらしいですが、こちらは米国資本で人気ない模様。

 

米国政府の信用がまたネガティブに変更、下方修正されてます。議会の円滑さに危うさがあるようです。今回も無事回避されたものの、年度を迎えるたびに似たようなことを繰り返す危険性はあります。

 

ご健康に、ご安全に! 投資は自己判断・自己責任で!!

 

※本日の参照サイト

 

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