サマリー(W30: 7/24 - 7/28)

 

主な経済指標

 

VIX、VVIXは下がっています。VIX1Dも下げていることから"恐怖指数"は全体として下がっていると思われます。SKEWは依然140を超えていて、"不確実性"は高いままであることを示していると思われます。

 

 

船舶の運賃指数は全体でみるとまちまちのように見えますが、BDIの上げは少し大きいように見えます。これはロシアによる黒海の海上閉鎖の影響もあるんでしょうか。不安要素がましているとも思われます。

 

一方で、ガス運搬船はLNG、LPGとも下落。航空貨物輸送も下落中です。

 

 

原油価格が上昇中。日本と関わりのあるドバイ価格の上昇幅が比較的小さいのが特徴。すこしづつ上げ幅上昇するかどうか。

 

気になるのは3週連続して"小麦"価格が上昇しているので、この先まだまだ小麦は上昇傾向にあると見ておくべきだと思います。

 

 

金利は世界的に上昇中。日本ではゼロ金利政策継続中ながら、許容範囲を拡げたことで数値としては上昇傾向にあります。しかし他国と比べ、イールドカーブは安定的に維持されています。これにより金融システム自体は落ち着いているようにも思います。

 

国内の住宅ローンの金利動向は、変動金利、固定金利、フラット35少し下げているようです。いまのところ変化は見られないものの、2019年以降”フラット35”の金利は上昇傾向、現在押し目を形成しているようにも見えます。銀行の変動金利は2.475%を維持しています。

 

住宅ローンの金利は監視対象としておいたほうがいいかもしれません。建築資材も例えば管柱(杉)一時期よりは下げているものの高止まりとみておいたほうがいいでしょうか。セメント価格の上昇は顕著です。

 

 

 

 

主な株価は上昇傾向です。先週末の乱高下のあと今週の株価動向も半ば頃まで荒れるとみたほうがいいのかもしれません。

 

 

 

ご健康に、ご安全に!投資はすべて自己判断・自己責任で!!

 

※本日の参照サイト

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基本的な参照サイトは"負けない投資の研究(417)"にまとめて記載してます。また経済指標の概要は”負けない投資の研究(419)"にまとめています。

 

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