23日の米株式市場では、電気自動車(EV)メーカーのテスラの株価が続落。年初来の上げを消し、昨年12月にS&P500種株価指数に採用された当時の水準を下回った。「テスラはこれから黄金期に入るEV関連株として買われてきたが、今年以降はテスラにとって本筋であるEV全体の成長に、脇役のビットコインの動きが影を落とすという不安がくすぶる」と、ウェドブッシュのアナリスト、ダニエル・アイブス氏は指摘した。 2021年2月24日Bloomberg誌 (参照, 1))より。
なるほど。そういうことでしたか。しかし前回書いた2点と合わせて、他にもまだ理由があるのかどうか。米国のグロース株を中心に軒並み大きく下げていて、関連ETFも下げています。一方で、コカ・コーラ社は少し上がっているようなので、もう少し見てみると、NASDAQは下げ、一方でダウ平均株価は少しだけど上げてます。明暗が分かれ、逆転した形です。
広瀬隆雄氏は、少し前からテスラ社について、逃げろと言われていて、いまは全体的になにもするな、とも言ってます。2月の相場を甘くみるなとも。市場は怖いですね。生半可に手を出すととんでもないことになります。
米国債の7-10年が、少しづつ上昇。まだ買えます。まず米国10年債の利回りはまだ上がるトレンド。グランビルの法則の買いのパターン①(買いの第一段)そのものです。ゴールデンクロスが生じる寸前。MACDもそれを支持してます。RSIは若干下がり気味。
一方でBNDやAGGといった米国債ETFは、先の利回りに呼応した形で底を打ち、反転した直後です。これはよい機会かも。RSIも下から30%を切り上がったばかり。MACDもゴールデンクロスを示してます。
なかなかない良い機会かも。少しだけエントリーしておきます。米国市場(NY朝9:30)が開くのは、日本時間で23:30ですね。AGGとBNDは似た挙動(ほぼ同じ)を示しているけど、BNDのほうが安いから、こちらでいいかな。
グランビルの法則:
基本は日々線と200日移動平均線を入れて読みますが、実際には5日、と25日移動平均線を使う。
これは購入するタイミング、また売るタイミングを計る上で重要です。先日、Robinfooderが銀を購入す
るときに、完全に重なり、油断して成行きで購入したら、最近では銀価格の最も高値で購入したんで
すが、長期に置くとはいえ、いつまでもマイナスになるのは(そのあと急速に下落)、いつ見ても嫌なも
のです。
やはりすっきりと購入後の株や価値は右肩上がりでいてほしいものです。慌てず、煽られずにじっくり
と買う機会、売る機会を見つけたい。
(1) 買いのパターン①(買いの第一段)
移動平均線が長期間下落、または横ばいで推移した後、株価が上昇に転じ移動平均線を下から
上に突き抜けた場合。
(2) 買いのパターン②(押し目買い)
株価が移動平均線を下回った場合でも、移動平均線が上昇中の時には、押し目買い。
(3) 買いのパターン③(買い乗せ)
移動平均線より上にある株価が足踏み状態のときに、上昇中の移動平均線を割り込むことなく再
度上昇に転じた場合には、買い乗せ。
(4) 買いのパターン④(自律反発の買い)
下向きになっている移動平均線よりも、さらに株価が大きくかけ離れて下落した(下への乖離幅が
大きくなった)場合には、自律反発する可能性が高いと判断して買い。
※下の図の赤色①から④に相当します。
(5) 売りのパターン①(売りの第一段)
移動平均線が長期間上昇、または横ばいで推移した後、株価が下落に転じ移動平均線を上から
下に突き抜けた場合は売り。
(6) 売りのパターン①(売り戻し)
株価が移動平均線を上回った場合でも、移動平均線が下降中の時には、戻し売り。
(7) 売りのパターン①(売り乗せ)
移動平均線より下にある株価が足踏み状態のときに、下降中の移動平均線を上回ることなく再
度下落に転じた場合には、売り乗せ。
(8) 売りのパターン①(自律反発の買い)
上向きになっている移動平均線よりも、さらに株価が大きくかけ離れて急騰した(上への乖離幅が
大きくなった)場合には、自律反落する可能性が高いと判断して売り。
※下の図の青色①から④に相当します。
図.グランビルの法則、参照サイト2)より引用。
※参照サイト
1)
2)