『天使の処刑人バイオレット&デイジー』(原題:Violet&Daisy /2011年アメリカ/88分)
監督・脚本:ジェフリー・フレッチャー
製作:ジェフリー・フレッチャー、ジョン・ペノッティ、ボニー・ティマーマン
製作総指揮:ジェームズ・W・スコッチドープル
撮影:ヴァーニャ・ツァーンユル
編集:ジョー・クロッツ
出演者:シアーシャ・ローナン、アレクシス・ブレデル、ジェームズ・ギャンドルフィーニ、ダニー・トレホ、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、コディ・ホーンら
100点満点中87点
殺人依頼に基づいて10代の女子2人が次々に暗殺を重ねていく、ややコメディ要素のあるヴァイオレンス・アクション作品。
アイドル的人気のある2人の女優シアーシャ・ローナンとアレクシス・ブレデルが主演しています。
なぜ?このような稼業をすることとなったかは、今一つ釈然としませんが、個性の全く違う二人の美少女がチンピラたちに次々と銃弾をぶち込んでいく様は痛快ですし、とにかく、無垢な殺人者である二人の様子がなんとも可愛いです。毎回、なぜ?“殺し”を請け負うのかも、十代の乙女らしい理由があります。
そのシアーシャ・ローナン(↑右)はプロの殺し屋「デイジー」を演じます。彼女はニューヨーク出身ですが、国籍はアイルランド。2007年公開の『つぐない』で13歳という史上7番目の若さでアカデミー助演女優賞にノミネートされて注目を集めました。2009年12月公開のピーター・ジャクソン監督作品『ラブリーボーン』では主役の「スージー・サイモン」役に抜擢され、放送映画批評家協会賞若手俳優賞、ラスベガス映画批評家協会賞若手俳優賞など多くの賞を受賞しました。2011年の『ハンナ』でも、美しき殺し屋「ハンナ」を演じました。2013年公開の新作『ザ・ホスト 美しき侵略者』では、地球外知的生命体に“寄生”される主人公を演じています。本邦公開は2014年6月14日です。彼女のファンには楽しみですね。
アレクシス・ブレデル(↑左)は同じく美少女の殺し屋「ヴァイオレット」を演じます。このペアの殺し屋の中ではリーダー的役柄です。彼女はテキサス州ヒューストン出身、父のマーティンはデンマーク系アルゼンチン人、母親のナネットはメキシコ人という個性的な美貌を持った子役上がりの女優です。ニューヨーク大学に進学し、映画学を専攻した才女でもあります。今作では、もうすでに30歳を過ぎていますが、童顔のせいか10代女子という設定でも、あまり違和感はないです。
監督のジェフリー・フレッチャーは元々脚本家です。今作では脚本と製作にも名を連ねています。
(あらすじ)
二人の修道女が、宅配のビザをある雑居ビルの一室に届けに行くところ。ドアが開くと、彼女たちの両手は、宅配ピザから拳銃に持ち替えられ、チンピラ6~7人に銃弾を“雨あられとばかり”に降らせ、次々にチンピラたちは倒れていく。
修道女の一人が肥満した黒人を助け出し、もう一人の修道女が追手に銃撃するといった“息の合った”フォーメーションのようにもみえるが、彼女たちにとっては、お手軽な“小遣い稼ぎ”の短期アルバイトのような感覚である。
彼女たちは、ニューヨークに住む10代の少女、「ヴァイオレット」と「デイジー」で、連絡係の「ラス」(D・トレホ演ず)から殺しの仕事を貰っている。
そんなある日、「ラス」から、報酬は低いが、楽な仕事を依頼される。一度は断るが、憧れのモデル「バービー・サンデー」プロデュースの新作ドレス欲しさから、一転してそれを引き受けることとなる。
ターゲットは、依頼主の金品を盗んだ挙句、自ら電話で殺しに来いと連絡してきた中年男「マイケル」であり、彼の部屋で待ち伏せて殺すという、至極簡単な仕事である。
ターゲットの部屋へ楽々と侵入した「バイオレット」と「デイジー」だったが、あまりの緊張感の無さに、この部屋でうたた寝をしてしまう。そのせいで、事態は思わぬ方向へと・・・。果たして、“殺し”をきちんと遂行し、約束の報酬を得ることができるのであろうか??











































