痛みってなんでしょう?

色々原因はあるのでしょうが歯科治療の痛みの原因のほとんどは細菌から毒素(エンドトキシン)です。

まず虫歯(エンドトキシンを出す細菌)を徹底的に取り切ります。

こいつや

こいつを使って綺麗に除去します。

神経が致命的な損傷がなければこれで痛みがなくなり治癒するはずです。

 

ただ痛みが取れない場合があるんです。

 

当院に来ていただく患者さんで処置した部位が痛いとおっしゃられる場合の多くは神経が飛び出ているのにその上から神経保護剤が置いてあるケースがあります。

 

実は虫歯が大きかった場合全てそれを取り切ると多くの場合神経の露出が見られるんです。

ではどれだけ神経が飛び出せば痛みが出るのか?

1センチでしょうか?1ミリでしょうか?

 

実は0.1ミリでるだけで痛みが出るんです。

 

そしてこの0.1ミリという大きさ目で認識できるのかというとできません。運が良くて出血などしてくれれば気付くことができるかもしれませんが、それがなければまず気付くことはありません。

 

私の場合、拡大鏡で確認します。神経の管の中でなければ6〜10倍あればほぼあらゆる傷やヒビ、穴が発見できます。そしてとんかつにかけるウスターソースのようにう蝕検知液をドバドバかけるのでまあ多くの場合見つかります。

そして怪しい場合はCTというレントゲンを撮ります。

一昔前は、インプラントや親知らずの抜歯以外でCTを取るのは抵抗があったのですが本当に歯を残そうと思ったらCTを取らないとその状態はわからないんです。

 

なぜCT撮影しないとわからないのか?

その理由は

骨は一番外の層は皮質骨といいとても硬い層で覆われています。

その内側に海綿骨という柔らかい層、そして骨髄というもっと柔らかい層に分かれています。

例えるならめちゃ硬いチョコでコーティングされているエクレアをイメージしてください!(より分かりづらいかw)

 

普通の2次元のレントゲン

実はこの写真で中の骨の状態はわかりません。チョコエクレアでいうとシュー生地の部分ですw

実はこの二次元のレントゲンで骨の濃さの色を拾うのが一番硬い表層の骨皮質骨の部分です。チョコエクレアでいうとチョコの部分ですw

 

つまりこのレントゲンで分かる情報は皮質骨の破壊があるかどうかのみなんですね。

骨に膿が溜まっていて骨髄や海綿骨がやられても皮質骨まで骨が溶けていなければこのレントゲンでは正常像が写って来てしまうんです。しかし3次元で写すCTなら内部の骨破壊も一発でわかります。

 

二次元で問題ないのに三次元で見てびっくりというケースは多くあります。

 

ちょいと脱線して長くなったのでまた次回!