が、しかし雲丹醤が
ない。気まぐれなカルディネーゼは
雲丹醤を終売に( -"-)かわりにこちらを。
株式会社もへじ。from世田谷区。
代田。親会社キャメル珈琲。つまり
もへじネーゼ。所謂PB。旨くて売れるから
ウチで作って(作らせて)売りますと。スローで
ロハスな社風、と思わせといての、やるときゃあ
やるわよと。あんま言ってるとやっちゃうわよ、と。
まあ味は大差ない。こっちのが
クセがないか。許せブラザー。福井発祥である
ことに変わりはない。へのへのもへじ。
さあ行くぜ。喰らうぜ。
日本海と太平洋の聖なるコラボレーション。
息苦しいほどの磯のかほり。
歯と舌にソレと認識させない軽やかさの海苔。
ざわわ。風に揺れる黄金色の稲穂をあざやかに
想い起こさせる餅の、米本来の甘み、弾力そして
喉越し。米が、大地に根を張る植物だと云うことを
我々日本人は忘れてはいないか。
とどめは官能の小舟を
弄ぶように揺らす大波小波。さもありなん。
雲丹は、雲丹の可食部はこれすなわち生殖器だ。
恍惚へ。悦楽の境地へと。陶酔の絶頂へ。
雲丹が嫌いだ。と云う人は
明礬の臭みに欺かれていると思う。
雲丹醤も、もへじネーゼの雲丹たれも
雲丹の真実を、雲丹のもつ甘美な揺らぎや
セクシュアリティをダイレクトに舌に伝える
謂わばザ・ウニ。いやジ・ウニ。
雲丹餅の磯辺巻は、やっぱり
若狭湾meets三河湾@町田市金森の味がした。
やんごとなき三河の海苔と餅を、茜色の雲丹衣を
纏わせてはべらかせてるのは、2012年1月の今日の
この世界で、たぶんオレひとり。偉大なる優越感。
ところで、さっきから
物欲しそうな顔してさ、こっち見てる
アンタ。常識的なアンタは、足元の穴に
気をつけたほうがいいんじゃ。そうそう(笑)
恵方巻の予約は早目に済ませたほうがいいよ。
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