禊パートⅡ。
なんかジョン・レノンを腐したみたいで
夢見が悪そうなんで、ビートルズのなかで
一番好きなアルバム『フォー・セール』から
この曲、'No Reply'を。
この前さ 君のドアをノックしたけど
返事がなかった 人違いかもしれないけど
君が窓から覗いてるの 見ちゃったよ
電話もしたけど 君はいないって
嘘だね だって見たんだ 君が家に入るのを
他の男と手をつないでね ああもうだめだ
これまた訳すまでもない、よくある
ふられ男のブルーな生臭い心情を書き殴った
リリック。だけどここでのレノンの歌いっぷりは
まるで女々しいストーカーの荒い鼻息までも
表現せしめんとする、まるで再現ドラマ。
I nearly died~から大サビの
If I were youへのくだりのマッカートニーとの
絡みはハーモニーと呼ぶにはあまりに熱く切ない
ふたつのリードパートが縺れ合い、擦れ合う
鬼気迫る化学反応を誘発する。
結局、レノンのバッケンレコードは
コレと'Mr. Moonlight'と'Twist & Shout'だろ。
ヤツの喉に真のソウルが宿ってるのは。
『フォー・セール』以降はなんか
薬臭いし、愛だの平和だのとのぼせあがった
感じがして、まともに聴いてないのです。
『ホワイト・アルバム』?へえ。
くらいな感じで。でも'Stand By Me'は
ベン・E・キングのよりジョンのやつの
ほうが好きだよ全然。
ちゃんと向き合えなくてごめん。
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