ダイアナ・ロス′Diana Ross′
1970年、シュプリームス離脱後
満を持しての女王降臨を高らかに告げる
ソロデビュー作。
ほぼ全曲をアシュフォード&シンプソン
が手がけ、全編にわたり崇高かつ凛とした美しさに貫かれた大好きな一枚。
アシュフォード&シンプソンの
ソングライティングはまさに神憑りで
まるで歴史的な建築様式のような緻密さと、それでいて既成のジャンルに立脚しない、ただただ美しいものを紡がんとするプリミティブな衝動に圧倒される。
この後のダイアナの作品は
いかにも穴埋め的なビートルズ・カバー
があったり、紋切り型の甘すぎるバラードに走るきらいがあったりでアルバムとしてはちょっとね、な感もあるけど
(ソウルのアルバム全般がそうだけど)
このアルバムの奇跡的なトータル感と「連れてかれる」感は一体…
さあ手を伸ばして、愛する人に触れて…
かけがえのない大切な時間には
いつだって頭の中でコレが鳴っている
all time favorite中のall time favorite。
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