読書)ボトルネック | カプセルタイム

カプセルタイム

過去と未来をつなぐタイムカプセルのような記録を残したいと思います。

ボトルネック (新潮文庫)
米澤 穂信
新潮社
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を読みました。

よくできた小説で、面白かったです。

この小説を読んでいて、職業柄、思ったのが
この小説はランダム化試験の原理を利用しているとのこと。

主人公(ぼく)が迷い込んだ世界と、もとの世界の違いは、
ぼくがいるのか、ぼくの代わりに姉がいるのかの違いだけ。

ぼくと姉の違いが、微妙に違う世界の違いを引き起こしていることになる。

ぜひ、ご一読を。