須磨海浜公園に、赤い灯台があります。
今は、使われていないのですが、近くの須磨海浜水族園の白い建物とのコントラストが、かわいいです。
私は、中学の時、冬になるといつもマラソンの練習で、この赤い灯台を目標に走らされたので冬の印象が強いのですが、夏場、海水浴場の中にぽつんと建っていて、夏の青い空と海によく映えて美しいです。

「日本の灯台の父」と呼ばれるイギリス人のブラントンが、設計したもののひとつで、初代は木製だったそうですが、現存している2代目は、1884年(明治17年)つくられました。鉄製で、およそ16メートル、最初は開港のために兵庫区の和田岬に設置されたのですが、埋め立てなどで廃灯になり、現在の場所に移設されています。現存する鉄製の灯台では、日本最古のものと言われています。

須磨海水浴場が、オープンしている間は、松林の並木道とともに、多くの海水浴客がお散歩していますが、オフシーズンは、近くの須磨ヨットハーバーから出入りするヨットや、岸壁で釣りをする人くらいしかおらず、それはそれで、情緒があって、いいものです。

さて、タイトルの須磨海水浴場ですが、東西2キロ近くあるので、西はJR須磨駅や、山陽電鉄須磨駅からすぐで、とても便利なのですが、赤い灯台のほうは、JR須磨海浜公園駅か、山陽電鉄月見山駅、または、須磨寺駅からちょいと歩かねばなりません。その代わり駐車場はあります。土日は朝から晩まで満車ですけれどね^^;
昔は阪神間で唯一の海水浴場だったので100万人以上来てたのではないかなと思います。

ちなみに、過去記事関連…西側の須磨駅からさらに西側に一の谷があり、東側の近くに松風村雨堂があります。


★最近は、マナーが悪くてどんどん規制されております。
・日本初・刺青(いれずみ)の露出・水泳禁止。
・禁煙。←場所が限定されています
・バーベキュー禁止。←国民宿舎シーパル須磨や、海の家で予約しておけばできることもありますが、浜と周辺ではできません。
・打ち上げ花火禁止。←手持ち花火も21時まで。
・騒音禁止。←大声で騒がないでね。
・ごみの完全持ち帰り。
・周辺道路駐車禁止←広範囲で駐車違反調べにきます

住宅街ですし、病院もあります。
深夜(場合によっては完徹というアホもおりまして)どんちゃん騒ぎが続き、こういうことに、なってしまいました。
田舎いうても、神戸は150万人都市なので、ようけ人が住んでいるのでございます。


須磨海水浴場は、白い砂浜が広く、青々とした松林、そして都会の割には、そこそこ水もきれいです。
で、日本の白砂青松100選、日本の渚100選、兵庫風景100選にも指定されています。
明石海峡、瀬戸内海(お天気がよければ大阪湾方面も見えます)、明石海峡大橋や淡路島を見渡せる風光明媚な海水浴場でもあります。
海水浴シーズンには、海の家も30軒前後は、出てると思います。

また海水浴場ならではのアクアスロン大会、ビーチバレー大会などのイベントも開催されたりしてます。

須磨海水浴場の2012年の海開きは7月5日(木)です。
8月31日(金)までにぎわうことになりそうですね。
海の家は、例年7月1日~8月31日のことが多いです。
※ここのところ海開きは、7月の第1木曜というのが、続いています。

★神戸市の須磨海水浴場関連のHPです
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/leisure/suma_beach/

★海の家は、全部ではないですが、HPです。
http://www.sumabeach.com/

脱衣預かり・温水シャワーで、大人1000円。子供500円です。

★泊まられる場合は、国民宿舎シーパル須磨があります。
お食事だけも、レストランがあるので、できると思いますが、夏は混むので確認をしておかれたほうがいいと思います。
お土産には、売店で売ってる「須磨海苔」「いかなごの釘煮」「わかめ」なども、おいしいです。
須磨漁協が運営してたはずなので、魚は新鮮だと思います。
↑最近行ってないの、怪しい情報です^^;
http://www.seapalsuma.com/
078-731-6815

★駐車場は、須磨海浜公園駐車場(約1800台)が、最初の1時間が400円、1時間ごとに200円です。
東からだと、阪神高速神戸3号線 若宮出口を降りて、すぐ。
西からだと、阪神高速神戸3号線? 月見山出口を出た信号を右折、坂を下りていくのですが、10分くらいかかる日もあります。
電車・バスもあるので、できれば公共機関をご利用ください。

注意;
★お盆を過ぎると、くらげ君が大量発生する年もあります。
サメよけも兼ねたオイルフェンスが期間中設置されていますが、気をつけてくださいね。
★警察官の見回りももちろんですが、ボランティアの方の夜回りや、早朝のゴミ掃除など、地域の方が美しさと安全のため、頑張っておられます。
いつまでも、美しい海水浴場を、保つのためには、来られる皆様も気をつけてくださるとうれしいです^^
★遊泳禁止区域は、見た目以上に汐の流れが速いので、泳がないでくださいね。
★期間中、水上スキーなどの乗り物の乗り入れも、できなくなったようです。
事前に確認してお出かけくださいませ。

なんだか、またも、どこかの回し者のようになってしまいましたが、そうではありません(苦笑)



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