カラスに襲われた子猫 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

6月20日ごろ

近所に子猫が鳴いている。

捕獲したいが、入れない所に逃げ込むので捕まえられない、

と、野良猫の保護活動をしているおばさん(Wさん)から

電話あり。

そのうち捕獲器を持って行きます、と返事。

 

週末に捕獲器を持って行こう、と思っていたら

 

6月24日(金)

子猫がケガをした、とCAPINのぷーさんに

Wさんから電話あり。

(子猫がケガで動けないから捕まえることができたわけだ)

 

Wさんは運転できないので

急遽CAPINの会員さんで動ける人を探して

子猫をS動物病院に連れて行く。

 

S動物病院は保護活動に理解のある病院だ。ベストな選択。

(病院によっては野良猫を嫌がるとこもあるからね)

 

瀕死です。

 

緊急入院となりました。

助かるかな。

 

自力では食べられないとのこと。

助かるかどうかは微妙とのこと。

 

長期入院を覚悟。

 

6月27日(月)

頭蓋骨にも穴が開いていて

膿が出ているとのこと。

 

助からないことを覚悟する。

  

7月5日ごろ

容態は相変わらず良くないらしい。

 

7月9日(土)

すでに入院して2週間。

 

実のところ、保護依頼者のWさんは

こう言っては悪いが、お金持ちでは全くない、

(むしろ逆★ ←ヒドイ)

われわれも支援するにしても

すでに2週間以上になる入院費は大変な負担だ。

Wさんは、

自分は水をすすって生活してもいいから

入院費を払う、

というが、限度がある。

 

助かる見込みがないなら、

退院させて看取りをするというのが

現実的かもしれない、と思い、

助かる見込みがあるかどうか

S動物病院に直接聞きに行く。

 

待合室でしばし待ち、

院長先生に案内されて子猫を見に行く、

すると、

あらま、

 

院長先生:いやー、今日から立ち上がれるようになりました、

とのこと。

 

しかし、

院長先生:

まだ、まっすぐ歩けません。

後遺症が残る可能性が高いです。

排尿も自分で出来ません、

とのこと。

でも、死ななくてよかったよ。

 

この頃、

この子猫が保護されたところから少し離れた所で

そっくりな子猫が保護された。

場所はCAPINの会員さんが地域猫をしているところ。

Wさんのところを含め子猫の世話をしてくれそうな所に

子猫が捨てられたということらしい。

 

7月12日

自力で排尿できるようになった、との連絡。よかった。

 

7月22日

退院。

障害が残こる可能性が高く、CAPIN会員さんが預かることに。

 

左が一緒に捨てられたと思われる兄弟ネコ。

あはは、そっくり~。

 

先住猫と。安心した顔してます。

 

これにてカラスに襲われた子猫のお話は終了。

実に、一カ月の入院でした。

一時はもうダメかと思ったので、

ハッピーエンドでよかった。

 

えっ?

入院費?

実費だけという破格の扱いでした。

Wさんは、もっと払います、って院長先生に言ったみたいだけど。

あはは、その光景が目に浮かぶ。

 

でわ、また♪

 

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