せめて全頭が食べられるように | CAPIN(キャピン)公式活動報告
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CAPIN(キャピン)公式活動報告

NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ

12.11
茨城県動物指導センターにて。



量販品のドライフードが配られていました。

房には餌皿がいくつかありましたが、二つの入れ物にしか入っていません。

ここには、たくさんの犬がいます。

気の強い犬が皿に被さって独り占めにし、他の犬が近づくと、唸って威嚇していました。

他の犬はみなフェンス側に集まり、悲しげに私たちを見上げていました。

案内の職員さんに聞きました。

-夜はごはんを下げてしまうのでしょう。朝と夕方しか食べられないのですね。


-そうです。


-なら、今を逃すと朝までありつけませんね。あの犬が強くて、餌を独り占めにし、他の犬を寄せ付けません。ほとんどの犬が、夜、空腹で過ごさねばなりません。


-そうですね。


-皿を増やしてみんなが食べられるように出来ませんか。


職員さんは黙り込んでしまいました。

でも、このままでは、犬たちが空腹のまま夜を過ごす。

思い切って、フードを配リ歩く委託業者の男性に、同じ話をし、お願いしました。

委託業者の方が他の皿にもフードを配り歩くと、フェンスにへばりついていた犬たちは、餌皿に突進して勢いよくパクついていました。


一頭ごとでないと、ごはんの管理は難しい、弱い犬はありつけないのです。

ケンカをとめたり、ごはんを公平に与えたり。

ここには、細やかに犬を観察し、犬のためを思い犬のために働き、犬を守る職員が必要です。


犬を生かすことを諦めない人が、センターには、必要です。


茨城県の収容施設は、このように、弱肉強食の世界。「動物福祉」という観念がないのです。

全党一致で、犬猫殺処分ゼロをめざす条例を作ってから、作りっぱなしの議員さんたち。

条例が遵守されていない、この事態が、放置されています。



by 鶴田おかめ