先日の本庶佑先生のノーベル賞の受賞時に、当ブログでも、
以下を書きました。
免疫療法は効果がある(免疫チェックポイント阻害剤など)ものと効果がないもの(臨床試験で結果がでていないもの)に分かれるんですが、効果があるものの全奏功率(がん細胞が縮小もしくは消滅した患者の割合)はメタアナリシス(一番科学的根拠の高い試験)で24%という結果です。
免疫療法という言葉ががノーベル賞をとった夢の薬というイメージを報道でもたれ、実際に国立がんセンターや患者団体に問い合わせが多数ありました。
免疫チェックポイント阻害剤は。適用部位も限られていますが、ノーベル賞を受賞したことにより、他の部位の患者さんなど過度な期待を与えてしまいました。
また、
免疫療法という言葉は、複数のイメージを持っている方が多いようです。
免疫力をあげるための食事療法
や
インチキクリニックで効果が証明されていない治療が行われていたり、免疫チェックポイント阻害剤を本来使わなければならない用量を減らして治療したり、他の効果のない治療法とからめて治療をするクリニックもあるようです。
そんな、治療効果のない治療をすることで、病気がすすんだり、設備がないクリニックやがん専門医が治療をせず、副作用のコントロールができないため副作用で亡くなった方もいました。
今回、定例会にて、
正しい情報を伝えるためにNEWS ZEROやNHKに出演された勝俣範之先生に、腫瘍内科医という専門家の立場から科学的根拠のある免疫療法は限定的であるということ、インターネットの広告などに出てくるインチキクリニックは経済的と医療リスクがあるという話をして頂きます。
インチキクリニックの治療費は高額で、
貯蓄、生命保険、他人からの借金、住宅の売却などから支出をしている報告もありました。
我々の仕事はお客様に生命保険という商品を通じて、人生のリスクが発生した時に経済的安心を提供することだと考えています。
さらに、日本の生命保険加入率から予測し、医療機関の次にがん患者さんの情報が集まる機関です。
そのような機関が
会社としてインチキクリニックの医師を講師として保険代理店に効果のない治療をいかにも効果があるように話をしているセミナーに参加させたり、
保険営業マンが良かれと思い、治療法に悩んでいるお客様である患者・家族にインチキクリニックを紹介している現状があります。
がんの治療で悩んでいる時、
藁をも掴みたい患者と家族。
知らないうちに
みなさんご自身やご家族も知らないと被害を受ける可能性もあるかもしれません。
定例会タイトル:
「免疫療法ってなんだ?! ~夢のクスリの勘違い」
日時:
18時30分開場
19時00分開演
21時00分終了予定
会場:
明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン 8F 308F教室
お問い合わせ:
がんの保障研究会 担当
廣田:09086851270(携帯)
チケット:
入場券 ¥2,000
(今回通常3,500円をオープン定例会記念で有料会員価格でご購入頂けます)
*対象は保険会社職員及び保険代理店従業員を対象としていますが、一般の方も参加できます。
講演内容:
・講演
・シンポジウム
・Q&A
講師:勝俣範之先生
日本医科大学武蔵小杉病院
腫瘍内科教授、部長
外来化学療法室 室長
講師プロフィール:
1963年、山梨県生まれ。88年、富山医科薬科大卒。92年国立がんセンター中央病院内科レジデント。その後、同センター専門修練医、第一領域外来部乳腺科医員を経て、2003年同薬物療法部薬物療法室医長。04年ハーバード大学公衆衛生院留学。10年、独立行政法人国立がん研究センター中央病院 乳腺科・腫瘍内科外来医長。2011年より現職。近著に『医療否定本の?』(扶桑社)がある。
専門は腫瘍内科学、婦人科がん化学療法、がん支持療法、がんサバイバーケア。がん薬物療法専門医。
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